2001年12月X日(金曜日)


和樹に逢うのは半年ぶりだ・・・。

11時に開店したばかりの赤坂TBS近くのスタバには、どんどん人が入り始めた。
ラテを注文し、背の高いスツールに腰掛けて彼を待つ・・・。

和樹とは高校時代からの地元の友人だが、
私達は一度もちゃんと付き合ったことが無い・・。
二十歳の時、海辺で初めて結ばれてから何度もSEXをしたし、
もう十数年の付き合いになるのだから、気が合わないわけでもない。
でも、何故か恋人と呼ぶ間柄になったことは無いのだ・・・。
和樹も数年前に結婚して、3歳と1歳の子のパパになった。
もちろん、私はその配偶者を知らない。

約束の時間よりも30分ほど送れて和樹が現われた。
 「ゴメンゴメン・・ちょっと抜けられなくなってさ」
高校時代とそれほど変わりない笑顔を向けてくる。
私達は簡単にこの半年間の話や近況を語り合いった。

それから彼がどうしても食べたいと、「一点張」というラーメン屋さんに入った。
 「久しぶりに逢ったのに、レディとラーメンは無いでしょう?」
と私は少し彼を苛めたが、
 「気にしない気にしない!美味しいんだから」
と背中を押した。
彼の薦める辛味噌味のラーメンは、確かに美味しかった。
12時半頃になると店はどんどん混みだし、
私達はラーメンを食べ終えると、さっさと店を出ざるを得ない状況だった。

店を出ると和樹が
 「寄ってく?」
と、さらっと聞いてきた。
 「にんにく臭いよ?」
と私は笑いながら答えた。
途中のコンビニでペットボトルのお茶とジュースを買い、
そこから歩いて数分のラブホテルに向かった。

二件隣り合わせになったホテルの前で、
 「どっちにしようかなあ」
と彼は一瞬迷ったが、
 「うん!今日はサボイの雰囲気」
と片方の方に入っていった。
私は慌てて後ろを付いていった。

場所柄のせいか、ここは若い女性と中年男性のカップルだったり、
逆に妙に若い男の子とマダムっぽいカップルがいたりで、
私と和樹はかえって変則的なカップルに思えた。
相当歴史があるのか、部屋は洋室と言っても、
ロココ調だったり、それにほとんどの部屋が和室だった。

エレベーターの中で軽いキスを交した・・・。
部屋に入っても私達の同級生トーンは変わらない。
丁寧にスーツを脱ぎ始める和樹、私はバスタブにお湯を張る。
十数年もの間続いた関係だと、大した緊張感も無く自然な流れが出来上がる。

 「奈緒子は浴衣に着替えて・・」
パンツ一枚で、彼一人がベッドに先に向かう。
私はコートとスーツを脱ぎ捨て、ブラジャーとパンティを残し、
紅い柄模様の浴衣をはおる。
部屋のエアコンがまだよく効いていないせいか、身体がブルっと震える。

格子戸を開けて、ベッドの部屋に入り、和樹の横に滑りこむ・・・・。
 「久しぶりだね・・・奈緒子」
 「和樹・・逢いたかった・・・・。」
彼の首にまとわりつき、キスをせがむ・・・。
この男のキスが生涯で一番好きかもしれない、、、と私はいつも思う。
舌先をそっと滑り込ませ、私の舌を自由自在に操り、
口の中を隈なく這わせるキス・・・・。
それだけで、子宮が膨張していくのがわかる・・・。

浴衣の紐を解かれ、フロントホックのブラジャーをパチンと外され、
乳房が露になる・・・。
 「昔はパンパンで堅かったけど、マシュマロみたいな柔らかさになったよね」
 「乳輪もちょっと広がったみたいだけど・・・?」
私の乳房をそっと愛撫しながら彼が言う・・・。
恥ずかしさでちょっとだけ胸を覆う・・・。
私の手を振り解き、乳輪を舌でなぞり、先端を舌で転がす・・・。
乳首を痛いほど吸われ、
 「ああ・・・」
思わず嗚咽がこぼれる・・・。

私は起き上がり和樹を今度は下にする・・・。
彼の耳たぶを噛み、首筋を通り、彼の乳首を舐める・・・。
男の小さな乳首もぴんと勃ち始めていた・・・。
 「ぅぅ・・」
和樹の身体がビクンと動く・・・。

わき腹を舌でなぞり、お臍の周りから生えている陰毛に指をからめた・・。
グレーのブリーフをそっとずらし、大事に彼のペニスを取り出す・・・・。
先端部分はすでに液体が光っていた・・・。
先端の汁を口ですすり、カリの部分を丁寧に舐め上げる・・・。
 「ああ・・・駄目だよ・・奈緒子・・」
私の頭を掴んでペニスから離そうとするが、
私はスッポンのように彼のモノから離れようとしなかった・・・。
駄目だと言いながらそれを彼が一番望んでいることだとわかっていたから・・。

玉筋を丁寧に上下して舐めると、彼がのけぞった・・・。
二つの玉を手品のように弄る・・・。
右頬に棹の部分を預けながら舌先で転がす・・・。
 「ああ・・奈緒子・・・気持ちいい・・・。」
一定のリズムで男の腰がスイングし始める・・・。
 「駄目だ・・・入れたい・・・」
和樹は立ち上がり、しゃがみこんでいる私を倒す・・・。

浴衣の半身をさらりとはだけ、一瞬全身を見てから、
 「我慢できないよ・・・」
と言いながら私のアソコに挿入してきた・・・。
 「ぁあ・・・・ん・・・・」
 「ああ・・・奈緒子の吸い付いてきてるよ・・・。」

和樹が片足で壁際の襖を開けると、壁一面が鏡になった・・・。
 「ほら・・奈緒子見て!俺達一つになってるよ!!」
私は横目で鏡を見る・・。
大きく股間を広げられ、和樹の勃起したペニスが何度も出入りを繰り返している。

 「もっと・・・奈緒子と繋がったとこ見たい・・・」
ベッドサイドに腰掛け、私をその上に座らせる・・。
私の陰部が鏡の中で露になる・・・・。
そこにズブズブと男のモノが入りこんでいる・・。
 「ああ・・・!恥ずかしい・・・イヤよ・・やめて・・・」
 「奈緒子・・奈緒子・・さあ目を開けて、しっかり見て!」
男が広げているよりも、もっと股間を押し広げられ、
私のアソコがより露出される・・・。

普段は大人しく閉じているはずの穴が男のサイズに広がっている・・・。
男の腰が激しく波打ち、私は上で飛び跳ねながら厭らしくうめいていた・・。
 「ああ・・・もうイキそうなの・・・ちょうだい・・・・お願い和樹・・。」
 「いいよ!奈緒子!先にイッていいから・・・」
私は鏡の前で一度目の絶頂を迎えた・・・。

痙攣と共に男の体からのけぞり、離れてしまったペニスを、
今度は後ろから挿入される・・・・。
鏡の前に手を付き、私はお尻を突き出す・・・。

まだ下半身がビクビクと動き、今にも倒れそうになった身体をそっと受け止め、
腰を固定するとゆっくりと動きが始まった・・。
鏡の前で片足を天井に向かって上げられる・・・。

和樹は少しかがんだような姿で下から突き上げてくる・・・。
 「ここ?ここが気持ちいい?」
前に廻した手でクリトリスをグリグリと弄られる・・。
私は両手と頭で、必死に自分自身の身体を支える・・・。
 「あっ・・あっ・・・はぁっ・・もう・・・」
 「一緒にイク?ねぇ?奈緒子?イク?」
私はうんうんと何度も頷く・・・。

二人でベッドに倒れ込み、二人で天井を仰いだまま重なり続ける・・・。
私はベッドのシーツを掴み、少しだけ上半身を持ち上げ、
下から突き上げてくる男のペニスを、後屈の奥底に差し込む・・・。
 「あああああ・・奈緒子!」

和樹は上半身を上げ私をそのまま前に押し倒し、今度は後ろから突付く・・・。
 「あぁ・・・あぁ・・和樹・・・・」
横目で鏡を見ると男の視線も鏡を見ていた・・・。
私は腕を立て、さらにお尻を突き出した・・・。
 「ぅう・・・・奈緒子ぉ・・・・」
素早く男の肉体が離れ、臀部に温かい液体を感じた・・・。


二人で少しだけ眠った・・・・。
音の無い空間・・・。
ピチャピチャとお風呂のお湯が流れる音が聞こえた。
 「二人で暖まって帰ろうか」
昔ながらのタイルでできたお風呂に一緒に入った。

身体が密着し、和樹のソコは再びムクムクと勃ち上がる・・・。
 「ヤバイ・・・」
手でソコを隠しながら彼は言った・・・。
その手を払いのけ、お風呂の中で少しだけ私から挿入する・・・。
浴槽の端に手をかけ腰を上下する・・・。
 「マズイよ奈緒子・・・もうクタクタになっちゃうよ」
私は無言で腰を上下し続ける・・・・。

 「すぐに・・・すぐに出すから・・・・」
私を立ち上げ、洗い場に出すとシャワーを思いっきり出し、
後ろから突き立ててきた・・・。
細かいピストン運動をほんの少しだけして、
 「うっ、、、」
と一瞬うめいて和樹は果てた・・・・。



TBSの前まで二人で出て、私はそこからタクシーに乗った。
 「また今度ね、奈緒子!」
軽く手を振って彼は反対方向に向かって歩き出した。

少しだけ寂しい気持ちがした。






















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