2001年11月X日(水曜日)


朝から小雨が降っていてかなり寒い・・・。
朝食後、風邪薬を飲んだせいか身体が重い。

海外出張から帰ってきた夫のお土産を、
町田の夫の実家に届ける約束をしていたのがとても負担に思えてきた。
いつもは車で東名を走って行くのだが、風邪薬を飲んでしまって、
高速を走る勇気が無い・・。
電話で約束をキャンセルしようとも思ったが、
夫のお土産を楽しみにしている姑の顔を思い浮かべるとしょうがなかった・・・。

玄関で靴を選んでいると、インターホンが鳴った。
すぐにドアを開けると、リフォーム会社の社長の伊地知だった。
リビングの壁紙が少し黄ばんできたので、先週、電話をしたばっかりだった。

見積もりの約束は明後日のはずだった。
伊地知は仕事で近くまで来たので、ついでに寄ったとのことだった。
私は、せっかくだが、今から出かけるところなので明後日にしてほしいとお願いした。
伊知地は気を遣い、
 「最寄の駅までお送りしましょうか?」
と言ってくれたので、言葉に甘えることにした。

偶然にも伊地知はこれから相模原の業者まで行くのだと話し、
 「良かったら、町田の駅までお送りしますよ?」
と聞かれたので、身体がだるかったこともあり、そのまま町田まで乗せてもらうことにした。

世田谷のインターから東名町田までは、順調に行けば30分ほどで出られる。
高速は順調だったが、国道16号が渋滞していた。
それでも電車を乗り継いで行くよりも、ずっと早いような気がしていた。

車中では色んな話をした。
父親が大工だったのだが、棟梁は自分には向かず、
設計士の学校に通い、そこでインテリアデザインに興味を持ち、
父親の工務店とインテリアデザインの間を取って、
リフォームの会社を立ち上げたのだというような話をした。
我が家は引っ越した時から様々なリフォームを伊地知の店に頼んでいたが、
なかなか好いセンスだった。

 「伊地知さんところのセンスとても気に入っているんですよ」
と言うと、
 「私は奥さんのことずっと気に入っているんですがね?」
と冗談を言った。

16号は相変わらず混んでいて、車がなかなか前に進まなかった。

突然、前の軽トラックが急ブレーキをかけて、私は前につんのめった。
車は伊地知が上手くかわしてぶつからなかったが、
私はシートベルトをしていなかったので、フロントで少しだけ頭をぶつけてしまった。
 「大丈夫ですか?」
路肩に車を止め、心配そうに顔をのぞき込んできた。
たいしたことは無かったが、私は頭を抱えこんでしまった。

伊地知の手が私の前髪をそっと掻きあげた。
 「少し赤くなっているみたいだ・・・。」
そう言うと車を降りて、50メートルほど先のコンビニに走っていった。
ほどなく、氷とタオルとペットボトルのお茶を買って戻ってきた。
 「少し冷やした方がいい・・」
と氷をタオルで巻き、そっと頭に当ててくれた。
 「すいませんでした、奥さんを車に乗せたばっかりに・・・。」
伊地知は全然悪くなかったのだが、何度も謝った。
 「全然大丈夫ですから」
私は笑いながら言った。
内心、事故にならなくて良かったと思っていた。

町田駅近くに着き、
 「何時頃お帰りですか?もし良ければ私の仕事はすぐに終わるので
  帰りもお送りしますよ?」
と言ってきた。
 「娘も帰ってくるので昼食が済み次第帰るつもりです」
と答えた。
 「夫の実家を出る時にでも電話してみます」と付け加えた。

降り際、もう一度伊地知が私の前髪を掻き上げて、おでこを撫でた。
 「少し治まったみたいだ・・よかった」
そう言いながら、私の髪をそっと撫でた。
胸の鼓動が相手に伝わりそうだった・・・・。

姑は先だっての叔父の葬式の後、再び腰を痛め寝込んでいた。
舅は、週に何度か役員をしている会社に出社中で留守だった。
お昼でもと思ったが、座っているのもつらそうだったので、
簡単に家事を手伝い、予定していた時間よりも早い時間に出ることができた。

駅までバスに乗り、その途中で、降り際に渡された名刺の携帯番号に電話をした。
バスターミナルの近くの東急ハンズに繋がった市営駐車場に、
車を止めて待っているとのことだった。

止められた車を見つけて近寄ると、シートを倒して眠っていた。
軽くコンコンとドアを叩くと、照れくさそうに慌ててドアを開けた。
助手席に乗り込むと、再び前髪を上げておでこを見た。

伊地知の顔が至近距離にあった・・・。
髪を触れている手に私はそっと手をかけた・・・。
見詰められている目を見ることができず、目を伏せた・・・。
引き寄せられるように男の唇が重なってきた・・・。
私の頬に降りてきた手をぎゅっと握り締めた・・・。
誰もいない駐車場で、私達は数分口づけをした・・・・・。

 「行こうか・・・。」
男の左手と私の右手は繋がったまま車は出発した。
両方向とも混んでいる16号を避けて、裏道を走り始めた。
駐車場を出てからは、ずっと無言のままだったが、
裏道で気分が変わり、すこしづつ会話も戻ってきた。

車はスムーズに走りつづけ、インターの近くまで戻ってこれたようだった。
資材置き場やトラックが無造作に止まっている不安定な道を抜けると、
ホテル街が広がった。
途中で伊地知が車を止めた・・・。

 「こんなところに誘っちゃ駄目ですよね・・・。」
ハンドルに突っ伏して、横目でこちらを伺いながら聞いてきた・・・。
 「え・・あの・・・」
即答できずに困ってしまった・・。
駐車場から・・いや・・・一番最初に髪を撫でられた瞬間から、
疼いていた自分を感じていたから・・・。

ハンドルから離れて、再び唇を重ねてきた。
触れそうで触れない距離から、
 「いい?」
と聞いてきた。
私は小さく頷いた・・・。

ピンク色の可愛いお城のような建物に車が入っていった。
妙に明るい受け付けの中年女性のせいで、
エレベーターの中で顔を見合わせて笑った。

部屋に入るとすぐにキスをした。
手が汚れているからと先にシャワーを浴びに行った。
私は自分のジャケットと男が脱ぎ捨てたジャンパーをハンガーに掛けた。

下半身にタオルを巻いて、男が出てきた。
すでにタオルの下で起立するモノがはっきりと見えた。
促され、バスルームに入った。

シャワーを浴びていると、男も入ってきた・・・。
 「イヤ・・・見ないで・・・」
バスタブの方に身をかがめ私は胸元を隠した。
かがんだ私の身体をそっと起こし、後ろから男が抱き締めてきた。
うなじに口づけをし、片方の手で乳房を揉み始めた。
そしてもう片方の手で秘部を撫で始めた・・・。
 「ああ・・・もうヌルヌルしているじゃない」

男の身体は40歳の半ばにしてはとても引き締まっていた。
バスルームでお互いの喘ぎ声が響き渡る・・・。
お尻の合い間に起立した堅いモノがヌルヌルと上下する・・・。
 「奥さん・・・綺麗だ・・・・。」
 「ぁあ・・・ああ・・・」
前に掴むものが何もなくて私は空を無意味に掴んで悶えた・・・・。

濡れたまま、私を抱えこんでベッドに降ろした。
風邪で熱っぽかった私の身体が急速に冷えていく。
 「寒い・・・?」
布団をかけて二人でもぐりこむ・・・。
さっきぶつけたおでこへキスをし、長い接吻・・・。

耳から顎にかけて、そこから徐々に下の方に男の唇が下りていく・・・。
私を両腕ごと抱え込みながらの優しいキス・・・。
腹部に当たる男のペニスに腰を押し付ける・・・。
愛撫されたまま、私はイってしまった・・・。

伊地知がフっと少しだけ笑みを浮かべたが、そのまま続けておりて行く・・・。
臍の周りをぐるっと舐め上げ、とうとう一番敏感な場所に到達した・・。
 「よく濡れているね・・・。」
陰毛を噛まれる・・・。
 「いた・・い・・・。」
大きい陰唇をぐるりと舌が這う・・・・。
クリトリスを舌先で突っつかれる・・・。
 「いや・・・ヤメテ・・・・。」
男の髪を掴み、私の陰部から引き離そうとする・・・。
 「やめようか・・・?本当にやめていいの?」
私は首を振って情けない抵抗をする・・・。

小さい陰唇を掻き分けて、男の舌が膣の中に入りこんでくる・・・。
 「ああ・・・・あああ・・・・」
私は溜息ともつかないよがり声を上げる・・・。
男の上半身が起き、足首を持たれて、私の股は大きく開かれた・・。
男は動きを止め、私の股間をじっと見つめている・・。
私は腰を男のソコまで擦り上げる・・・。
 「欲しいの?もう入れていいんだね?」
 「うん・・・入れて・・・お願い・・早く・・」

男のペニスが私の陰唇を目指す・・・。
なかなか入ってこないのに我慢できず、私自身の手で導いた・・。
 「ああ・・・・・気持ちいい・・。」
男がうめく・・・。
両足をTの字に広げられ、股関節がカクンと動く・・・。
腿を揉まれる・・・。
ペニスは出たり入ったりを繰り返す・・・。
出て行くたびに私は落胆の嗚咽を漏らす・・・・。

男の首を引き寄せ私はキスをせがむ・・・。
高く自然に上がった足に緊張が走り始め、男の腰の動きが速くなっていく・・・・。
 「そろそろイキそうだ・・・。」
私にキスをしながら枕元のコンドームを袋から出し、今抜いたばかりのペニスにはめる・・・。

 「はぁ・・・・ああ・・・」
私は再び落胆の吐息を漏らす・・・。
少しゴムできつくなったペニスが再び挿入される・・・。
お互いの動きが一致して、同時に二人で絶頂を向かえた・・・・。


最寄の駅まで送ってもらい、自宅に帰った頃に美奈が帰ってきた。
明後日が少し待ち遠しくなった。






















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