2001年9月×日(日曜日)


高山の側で一瞬は熟睡したものの、
やはり、初対面の男との一夜はそうそう眠れるものではない。
昨夜、鏡の前で崩れ落ちた後のことはあまり覚えていない。

彼は隣りで、寝息を立てて熟睡している。
化粧もちゃんと落さず、シャワーも浴びずに寝てしまったことを少し後悔した。
ベッドサイドの時計を見ると、まだ4時半だった。
ふと昼間に出かけた娘の美奈のことが気にかかる。

彼が気配に気づいて身体を動かした。
 「起きてるんか?」
 「ちょっと目覚めてしまっただけ・・・。
  まだ4時半だからもう少し寝たら?」
「ん・・・・」

呻きとも言えない声を出しながら私の胸をまさぐってきた。
私は後ろから抱きすくめられるのが好きだ・・・。
寝起きの気だるさの中での愛撫は気持ちがイイ。
 「上に乗って・・・」
私の身体をごろんと転がしパンツをずらすと、私を上に乗せた。

 「ずっと濡れっぱなしやったみたいやな」
大した愛撫でもなかったはずなのに、ズブズブと高山自身が私を貫く・・・・。
ゆっくりと不器用に腰を振る。
 「膝立ててみ?」
 「え?」
和風便座に構えるような姿になってしまい恥かしい・・・。
 「いやらしい格好やなあ」
辱しさで思わず私は顔を覆った。

下からどんどん私を突いてくる・・・。
 「アァ・・・・」
鈍感な肉体に、まるで私のアソコだけが生き物のように蠢く。
突きこまれて思わず腰を浮かすたび、彼は激しい動きを起こす。
子宮の奥底から液体が流れ落ちていくのがわかる。

高山は乳房をわしづかみにして、私を揺らし続ける。
 「アア・・・イキそう・・・・」
 「まだイったらアカンやん」
薄ら笑いを浮かべながら、高山は一定のリズムで突き上げる。
下半身が微妙に震え始め、太ももが緊張し始めた。
 「もうアカンみたいやな、、そろそろイクで!」
 「ぐぅぅぅ・・・・」
二人同時に果てた・・・・。


2度目に目覚めて時計を見ると、八時半を過ぎていた。
昼頃までには自宅に戻らなければならない。

高山は人目を気にする私のためにルームサービスを手配してくれた。
あまり食欲が無かったので私はワッフルとコーヒーをオーダーした。
 「子供みたいなもん食べるんやな」
トーストを頬張りながら高山が笑った。
 「食欲があまり無い時は甘い物が欲しくなるのよ」
 「生クリームは朝から食べたないなあ」
 「生クリームは大好きよ。ここのは特に美味しい・・」
突然、高山がワッフルの上にこんもり盛られた生クリームを指ですくった・・・。

そして浴衣の前をはだけて、ペニスに塗りつけた・・・。
 「大好きなモンの上に大好きなクリーム付けたから全部舐めてみ?」
私はフリーズした・・・。
映画などでは見たことのある風景だけど・・・。

 「早く!生クリーム溶けてしまうで?」
私は言われるがままに跪いて高山の股間に顔を埋めた。
 「全部綺麗に舐めてや」
生クリームの甘さとシャワーを浴びたばかりのシャボンの匂いで、
むせかえしそうになる。
鼻や口の周りに生クリームが付いてしまい、みっともない顔になっているはず・・。

少しくたびれていたイチモツも起立し始めていた・・・。
 「最高の朝食やね」
私の髪を撫でながら、もう一方の手で高山はコーヒーを飲んでいる。
 「ああ・・気持ちいいなあ・・・・」
 「そろそろ出すぞ」
ペニスがドクンと動き、私の口の中一杯に精液が流れた・・・・。
咳き込みながらもなんとか飲み干した・・・。

 「奈緒子のアソコが乾かんうちに、また出張見つけて来るからな」
チェックアウトタイムで混雑したエレベーターの中で、
私の恥丘を撫でまわしながら、耳元で囁いた・・・。
 「ご馳走さんでした」


後ろ手で手を振りながら高山は去って行った。















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