2001年9月×日(土曜日) “高山”さんと逢うのは初めてだった。 メールでのやり取りが三ヶ月。 大阪からたまたま出張で東京に出てくるということで、 私と会うために帰阪するのを一日遅らせるからという連絡が来ていた。 娘の美奈はお友達とお泊りに行くと行って出かけ、 夫は泊りがけで茨城のゴルフ場に出かけた。 家族の留守と高山の出張が重なったのは、偶然とは思えないくらいのグッドタイミング。 夕方、東京出張の時は常宿しているという赤坂のプリンスホテルに出かけた。 送られていた写真よりは、少し小太りの高山がロビーで待っていた。 「はじめまして奈緒子です」 「はじめましてって言うのもなんか変やなあ」 人なつっこい表情を浮かべて高山が笑った。 ホテルを出て、赤坂の有名な中華料理店に行き、 その後ホテルの最上階のラウンジで少しお酒を飲んだ。 「部屋行く?」 伏し目がちに高山が尋ねてきた。 わかってるくせに・・・・と思ったが、ためらいがちに頷いた。 ホテルの部屋からは夜景が広がり、 でも向かい側には直ぐにニューオータニがそびえていた。 「久しぶりに見た・・・東京の夜景・・・」 窓の外を見ながらつぶやいた私の体を後ろ向きのまま高山が抱き上げた。 そしてそのままベッドの上に横たえた。 顔を舐めるようなキス・・・・。 ウィスキーと煙草のにおいがする・・・・。 「自分で脱ぐ?それとも脱がして欲しいん?」 高山はスーツを荒々しく脱ぎながら尋ねてきた。 「脱がせて・・・・。」 黒いワンピースの肩紐をずらしながら、高山はズボンのジッパーを開けた・・・・。 「これ拝みたかったんやろ?」 高山はメールで自身のサイズを21cmだと自慢していた。 確かに大きい・・・・。 ためらいながらも、私はそこに聳え立つ高山のモノを口に含んだ・・・。 「いきなり口に咥えるとは相当なスキもんやな・・」 唸るような声で高山が嘲笑した。 大きすぎて、息ができない・・・。 口の中で転がすこともできない、、、 その上どんどん高山は軽いピストン運動を始めていた。 私の上に腰を乗せたまま、高山は私の陰部をまさぐり始める。 「なんや、こんなに濡れてるやんか・・」 口の中で高山自身を回転させると、今度はパンティの上からクンニを始めた。 「どんどん汁出てきてるで?」 「ン・・・・・」 突っ込まれたままなので声にならない喘ぎ声が出てしまう、、、 「ああ・・イキそうや・・・」 高山は突然身体から離れると、素早い動きで私の中へ挿入した。 大きいから脳天にズンズン響く。 突きながら、ワンピースを慣れた手つきで脱がせていく。 「アァ・・・・ダメ・・・」 部屋中に厭らしい音が響きわたる。 さらされた両胸をわしづかみにして、 私の両足を肩に押し上げ、さらに高山は突きまくる。 「ン・・・・イキそう・・・・・」 「ぅ・・・」 高山は呻き声と共に、私の胸の上に白濁した液体を垂らした。 「激しい声出すんやな。隣りに丸聞こえやで?」 一通りの行為が終わり、嘲笑うように高山が言った。 その間中も私の乳首をまさぐっている。 「ちょっと垂れてるけど、エエおっぱいしてるやんか」 触れられるとピンと立ってしまう乳首・・・・。 噛まれるのを待つように私の乳首はそそり立っていた。 「噛んで・・・・」 待ってましたとばかりに、再び高山は愛撫を始めた。 同時に私の手をクリトリスへと導く・・・・。 私の手の上に高山自身の手を乗せたまま囁いた・・・。 「気持ちエエとこ自分で触ってみ?」 戸惑いながらも私自身の秘部を触ってみる。 気持ちとは裏腹に、私自身が一番気持ちいいところでどうしても手が止まってしまう。 「そっか・・・ここが奈緒子のGスポットなんやな」 高山は笑いながら中指を挿入し、最も気持ちいい部分を親指で撫でた。 「ア・・・気持ちイイ・・・」 快感に震えそうになりながら、私はまたも悶えた。 突然、高山が身体を離し窓側のレースのカーテンを開いた。 「窓の方に手を付いて立ってみ?」 「そっち側だとオータニのホテルの部屋から見えてしまう・・・・」 「見せてやったらエエやん」 言われるがままに立ち上がり、窓に手をつく・・・・。 「そのままこっちに尻突き出して腰振ってみ?」 高山はベッドサイドで煙草を吸い始めた。 道路をはさんでいるとはいえ、見えるかもしれない・・・。 恥かしさと初めて逢った男の命令通りに動いてしまう自分自身に、 やりきれなさを感じてしまう。 「エエ風景やで」 葛藤の中でも高山の言葉で、私の中から液体がほとばしる。 「そろそろ動きますかね」 高山はベッドから立ち上がると、後ろから私の臀部を抱え込み、挿入を始めた。 窓ガラスに重なった姿が映る。 乳房が窓ガラスに押し付けられ、ひんやりとした感覚がさらに刺激を与える。 激しく突かれて崩れそうになる・・・・。 「窓に映ってる自分の顔見てみ?厭らしい顔してるやろ?」 口を開けて悶えている私自身の顔が見える・・・。 吐く息で湿った窓ガラスで私の手が何度も滑ってしまい、 とうとう身体を支えきれなくなってくると、 高山は今度は私を抱えたまま、イスの上に腰をおろした。 「自分で動いてみ?」 私は自分で動くのはあまり得意じゃない・・・。 言われるがままに必死で腰を振るが上手くいかない・・・。 「自分で動くのはまだまだ未熟なんやな」 高山は呻き声のような嘲笑で再び私を抱え込むと、 今度はドア付近の鏡の前に誘導した。 「ここではちょっと大声出してもらったら困るな・・」 高山は挿入したままクローゼットの中から浴衣の紐を取り出し、 私の口に荒々しく紐を突っ込んだ。 「んぐぐ・・・・」 息苦しさと辱さで涙が頬を伝う。 それを見た高山はさらに興奮してもっと激しく私を突いてくる。 窓ガラスよりはっきり見える繋がった姿・・・・。 涙の意味とは反対に身体が正直に反応し始める。 「さぁ行くで!」 私の身体は床に崩れ落ちた・・・。 次の朝に続く・・・・。 |
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