歪む日常

いつもと変わらない当たり前の日常それはずっと続くと思っていた。


その日梨華はいつものようにスタジオで歌のレッスンをしていた。
そんな彼女を窓から差し込む赤い夕焼けが照らす。
 「さあ、もう一踏ん張り」
と、また始めから踊りなおす。
そんな彼女の後ろから近づく影があることに彼女は気が付いていなかった。

踊りに一生懸命になっている梨華のすぐ後ろまで近づくと
 「わっ!」
その声と同時に「きゃっっ」と彼女が短い悲鳴をあげる。
そこには吉澤の姿があった。
「ひ、ひとみちゃん?」
「りかちゃんってば、そんな驚かなくてもいいじゃない。
 それよりさ、私達これからカラオケいくんだけど梨華ちゃんもくる? 」
「え?・・・ご、ごめんね。私もう少しレッスンして帰るの・・・」
「ねぇ、梨華ちゃん。私もいっしょに練習していい?」
「え?ええ〜!?え、と、あのその・・・」
「なんだ?なんかマズいの?・・・!わかった。梨華ちゃんってば
 もしかしてタンポポの新曲の練習してるんでしょ。じゃ秘密にしとかなきゃね。
 ごめんごめん。じゃ私帰るね。じゃあね。」
「ちょ・・・ひとみちゃんまっ・・・・・・」
ひきとめようとするがひとみはさっさといってしまった。
(バカ・・・何やってるのよ・・・せっかくひとみちゃんから誘ってくれたのに。・・・)
自分のふがいなさをイラつきながら梨華はまたレッスンを再会する。


 「さてと・・・」練習を再開する梨華は背後に人の気配を感じた。
(もしかしてひとみちゃんが戻って・・・)
その瞬間「ドウッ」と鈍い音とともに梨華はその場に崩れ落ちた。
その周りを三人の男達がニタニタと見下ろしていた。

「ウッ、ウンンンン」
ヒンヤリと冷たく固い感触に気が付くと見知らぬ廃屋の床の上に寝かされていた。
日は沈み辺りはもう暗くなっていた。
「なんで私こんな所に」
まだ意識の朦朧とした頭で梨華は必死に思い出そうとする。
「私あの時誰かに・・・」
「ようやくお目覚めかい」と言う声に急激に梨華が覚醒する。
見回すと三人の男達に取り囲まれていた。
立ち上がろうとするが手足を縛られて身動きが出来ない。
自分の置かれた状況に困惑しながらも、
「わ、私を・・・どうする気ですか・・・?」
ようやく上体を起こした梨華は男達に問いただした。
「どうするって男と女がする事っていったら決まってるだろ」
「俺一度モーニング娘。犯ってみたかったんだよ」
男達がジリジリと近づいてくる。梨華は後ずさろうとするが縛られていてうまく動けない。
「ひ、人を・・・・・・よ、呼び・・・」
そんな彼女に「叫びたければ叫ぶがいいさ。ここは日が暮れると誰もいなくなる。
近くに民家も無いしこんな山奥になんか誰も近づかんさ」と言い放つ。  
はかない抵抗も不発に終わり、梨華は身体の震えを押さえられなくなってきた。
「そろそろ始めようぜ」
「い、いや・・・やめて・・・やめて、下さいぃ・・・」それでも近づいてくる男達。
目に涙を浮かべ必死に逃れようと後ずさるが、後ろの壁に阻まれ逃げ場を失ってしまう。
そして男の手が上衣を捕らえ胸元を力任せに引き裂いた。
 「いや〜〜〜〜〜〜〜」
押さえていた恐怖が一気に弾け梨華の叫び声があたりに響く。

狂気の宴は今始まった。


覆い被さった男が梨華の唇を奪う。
誰も触れたことのない唇が吸われ、なめ回され、汚されていく。
煙草臭い息とザラザラした舌の感触に顔をしかめる梨華をよそに、
男は口内に舌を入れようとするが梨華は口を噤み必死に抵抗する。
業を煮やした男は首に手をかけ締め上げていく。
「カ、カハッ」
息苦しさにたまらず開いた口に透かさず男の舌が進入しいく。
梨華の舌が男の舌を押し戻そうとするが逆に絡め取られ吸い上げる。
ようやく離れた口の間を二人の混じり合った唾液が糸を結ぶ。
息苦しさから解放され息たえだえの梨華に男はさらに追い打ちを掛ける。
顎をつかみ口をこじ開けると今度は鼻を摘み、わざと梨華に見えるように唾液
を口の中に注いでいく。ドンドン口の中に唾液が貯まっていく。
飲み込まないように必死に抵抗するが息苦しさに耐えられなくなり、
梨華の喉が「ゴクッ、ゴクッ」と鳴り、男の唾液が飲み干されていく。
 「ご、ごほっ・・うえっ」
息苦しさから解放されると口に残った唾液を吐き出しながら、激しくせき込む。
しかし、男の唇が梨華のそれをまた塞いでいく。


そうしている間にも残りの二人は各々獲物を正味していた。
一人は脚の方にまわり、ズボンを脱がしにかかる。
 「ん、んんんんんんんっ」
口虐されながらも、脚をバタつかせ抵抗するが、男は腰紐を解く
と縛られた足首の所まで一気に刷り下ろしてしまった。
二本のきれいな脚と純白の下着が惜しげもなく晒される。
そして、スニーカーとソックスまでも取り去ると男は脚を舐め回し始める。
太股、ふくらはぎ、果ては脚の指の股にまで丹念に舌を這わせ、
瞬く間に梨華の脚は唾液まみれになっていった。
残る一人が上衣の前を乱暴に開く。
はだけた上衣から覗くブラジャーが引きちぎられ、梨華の乳房が露わになる。
肉付き良く、それでいて形の整った白い膨らみに男は思わず生唾を飲む。
それは触れるとしっとりと柔らかく、まさぐる度に適度な弾力で男の指を喜ばせる。
 「やだぁ・・・さ、さわらないで・・・くださいぃ・・・」
抗議の声を上げる梨華。
これに気を良くした男は両手で激しく揉みしだき舐め回し始めた。
誰にも見せたことさえない乳房が見知らぬ男に見られしかも撫で回されている。
その事実は梨華の顔を屈辱感と恥ずかしさの余り真っ赤にする。
この反応を胸を弄んでいた男は勘違いした。
 「ヘヘヘヘ、随分気分出してるじゃないか、そんなに胸が良いのかよ」
と下品に笑いながらからかう。


 「ち・・・ちがい・・・ちがいます・・・」
梨華の常識では考えられない下品な挑発に顔を真っ赤にして反論する。
そして男の愛撫から逃れようと必死でもがくのを男は快感で悶えてると勘違いする。
 「でも、これじゃ説得力無いよな」
 「ウッ・・・そんな・・・やめ・・・クッ」
乳房の頂にあるピンクの蕾を指で摘んだり、引っ張ったりして梨華の反応を楽しんでいた。
 「それじゃ少しサービスしてやっか」
口虐に飽き首筋に舌を這わせていた男に合図すると、今度は二人がかりで両の乳房を弄び始めた。
乳首に吸い付きまるで赤ん坊のように、チュウチュウ音を立て吸いながら乳房を愛撫してゆく。
 「あ、ああ、タ、ヤメ・・・いやっ・・・うぐぅぅ・・・」
強く鷲掴みにしたかと思えば優しくこね回したりと、二人の巧みな手の動きに、
梨華はパニック状態になっていた。しかしそこに快感は無い。
あるのはへばりつくような嫌悪感だけである。
人生最大の屈辱に温厚な梨華の心にも怒りがともる。
いや、怒りをともなった悔しさと言った方が正しいだろう。
(悔しい、こんなやつらに・・・・)


 「さてそろそろ気持ち良くしてもらいますか。」
そう言って男は立ち上がると梨華の髪をひっぱり、
無理矢理上体を起こさせるとジッパーを下ろしペニスを取り出す。
「さあ、こいつをしゃぶってもらおうか」と梨華の眼前にそれが突きつけられる。
「いやっ・・・汚い・・・いやぁ・・・」
余りのグロテスクさに直視できず顔を背ける。すると男は脇腹を蹴り上げて
 「ガタガタ言ってないでさっさとくわえろ!」
 「あうっ・・・」
激しい痛みに梨華は呻き声を漏らす。
そして、恐る恐る男のペニスに舌を這わせていく。
 (臭い・・それに変な味。)
舌がペニスの先端に触れるが露骨に顔を顰め、引っ込めてしまう。
そんな消極的な梨華に待ちきれなくなった男は髪を乱暴に掴むと
無理矢理ペニスを唇にねじ込んでいった。
「歯をたてたら承知しないからな」
鋭い目つきで睨み付ける。今の梨華には男の言いなりになるしか術がなかった。
男は梨華の頭を両手で固定すると徐徐に腰を振り始める。
 「むうううっ・・ううっ・・ううっ・・ううっ」
ペニスが突き入れられる度に喉の奥まで占領され、頬は歪み膨れ上がる。
もう一人も自分のペニスを取り出し梨華の胸で挟みしごき始めた。


 「柔らかくって、たまんねえ!」
手の後が付くほど強く乳房を握りしめ、より多くの快感を得る為に狂ったように腰を振り始める。
そんな二人を端でニタニタ見ていた男はナイフを取り出すと  「そろそろ頃合いか」と言い足の戒めを解くと股を大きく開いていく。
脚に力を込める抵抗が相手の男は慣れているらしく、易々と股の間に入られてしまう。
男の指がパンティを縦になぞっていく。
普通ならこれで快楽を得るのだろうが犯されてる立場の梨華にそんな余裕はない。
そして男は梨華のパンティを切って膝のあたりまで引き抜く。
パンティがわずかに粘液質の糸を引き、辺りに甘酸っぱい女の香りが充満する。
この香りに刺激されたか、男達の腰の動きがより激しい物になってゆく。
そして梨華の口の中でペニスが大きく脈打ったと思うと、生臭い精液を吹き出した。
男は尻をピクピク痙攣させながら、二、三回大きく腰を突き入れ、射精感を楽しんでいた。
 「んぐっ、は…うぅっ!うぐぐぅ〜っ!」
激しい嘔吐感を覚える梨華であったが、口の中にはまだペニスが射精を続けており、
吐き出すことも出来ず、大量の精液が喉を犯し、胃に流し込まれていった。
つづいてもう一人も胸に白濁液をぶちまけていた。
「お願い・・・です、もう・・・許して・・・許してください」
梨華は弱々しく男達に哀願する。
 「お〜お、かわいそうになぁ。こんなに泣いて顔グチャグチャにしちゃって・・・」
と油断した隙に男達を押しのけ、梨華が駆け出す。


 「おい、逃がすな」
男達も直ぐに追ってくる。
必死に逃げる梨華であったが足首に掛かったズボンに躓き転んでしまいそこに
男達が追いつき二人がかりで組み伏せられてしまう。
そして両の脚が左右に割られ、梨華の秘部が露わになる。
一度も男を受け入れた事の無い花びらを指で広げるとその中で小さく
頭を見せている真珠のようなクリトリスに舌を這わせる。
柔らかな恥毛も薄いピンクの襞肉も唾液でベトベトになっていく。
梨華は時折身体を痙攣させ、声を殺して泣くしか出来なかった。
男は服を全て脱ぎ捨て全裸になると、黒々としたグロテスクなペニスを秘唇に押し当てる。
「・・ゆるして、お願い助けて・・。ゆるして・・」
泣きじゃくりながらうわごとのように許しを乞う梨華をよそになぶるよう
にジワジワとペニスを突き入れていく。
やがてその先端に処女膜が立ちふさがる。
男は手前で進行を止めると軽く出し入れを繰り返したり、腰をのの字に振りして
そのたびに苦痛に歪む梨華の顔をおもしろそうに観賞した。
そして一度入り口まで引き抜き
 「教えてやるよ、大人の味ってやつを」
そう言うと一気に一番奥まで貫いていった。
「かはっ!」
梨華の身体がエビのように反り返り、その口から肺の空気を絞り出すような悲鳴を上げた。


夜の草むらに肉と肉が激しくぶつかる音と、それに混じって少女の弱々しい声が響く。
汚れを知らなかった秘唇は無惨に貫かれ、血で真っ赤に染まっていく。
処女を失った絶望感と激しい痛みに梨華はもはや抵抗する気力さえも失っていた。
涙の枯れた瞳は光を失いぼんやりと夜空を見上げ、ペニスが突き入れられる度
 「ん・・んっ、んんっ!・・ん・・んっ・・」
苦しげなうめき声が上がる。
他の二人は梨華に手淫を強要していた。
白く柔らかな手にはどす黒く禍々しいペニスが握らされ、しなやかな指が男達に言い知れぬ快楽を与えていく。
秘唇を差し貫いていた男は梨華の脚を抱えると、繋がったまま膝立ちになり、今まで以上に激しくピストン運動を始める。
互いの恥骨がガツガツと音を立てぶつかり合う。
余りの激しさに秘唇は傷つき、その血は飛沫となって飛び散っていく。
そして男は大きく腰を震わせると梨華の子宮に大量の精子を流しこんでいく。
接合部から溢れた精液が破瓜の血と混ざり合って腹部を流れ落ちていく。
満足した男が梨華から離れるとまた別の男が覆い被さっていった。
そして幾度と無く貫かれ、犯されていった。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
あれから、どれくらいの時間がたっただろう。三人の男達の姿は既にそこには無く
体中精液まみれの梨華がうち捨てられた人形のようにその身体を横たえていた。
やがて、ゆっくりと起きあがると衣服身につけるとふらつきながらトボトボ歩き出す。
精液にまみれ全身からは生臭い異臭を放ち、梨華のズボンからは裂けた秘唇から溢れた血と精液が太股を伝って流れ落ちていく。
数時間前まで清らかな処女であった彼女の余りにも無惨な末路であった。
梨華は山の麓の所まで来るとうずくまり目に涙をいっぱい溜め泣き出した、迷子の子供のようにいつまでも・・・・・・。


悪夢のような夜から数ヶ月たった。
あの日以来スタジオにも近づかなくなった。
人と接する事を避けるようになり、収録が終わると日が暮れるまで町を彷徨う毎日を送っていた。
まるで全てから逃れるように・・・。
誰かにすがりたい。しかし、誰にも知られたくない。
矛盾した想いが梨華を苦しめる。
いつものように町を彷徨いていた梨華は市井と後藤が歩いているのを見かける。
気が付くと梨華は二人の後を付けていた。
そして二人は夕暮れの公園に入っていく。人気の無いところまで来ると
市井の手が後藤の頬に添えられ、二人の唇がゆっくり触れ合う。
この光景を物陰でうかがっていた梨華はファーストキスもバージンも見知らぬ男達に奪われてしまった
今の自分と後藤との余りの差に嫉妬に似たものを抱いていた。
「もう私の居場所もう何処にも無くなっちゃった」
そのとき突然、激しい嘔吐感が梨華を襲う。慌てて近くにある公衆トイレに駆け込む。
「けほっ・・けほっ」
事を済ませ洗面台で苦しそうに息をする梨華は鏡に映る自分の顔を見てハッとなる。
「ま、まさか。」
鏡に映る梨華の顔がみるみる青ざめ恐怖の表情に変わっていく。
「そんなのって・・・そんなのってないよぉ・・・」
自分の身体に起こっている変化を察した梨華は下腹部を抱え、涙をポロポロ流しながらへたり込む。
 「お願い、誰か、誰か助けて・・・・・・・・・」

END

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