悦の伽


私は朝一番にスタジオに入る。
まだ午前8時。
誰もいない。
椅子に座って待つ。
「おはようございま〜す。」
来た。
「おはよう、あいぼん。」
「梨華ちゃんいっつも早いね〜。」
部屋に入ってくるやいなや抱きついてくる。
「りかちゃ〜ん、”アレ”してよぉ〜。」
「いいよ。」
私の膝の上に座ったあいぼんの髪にそっと唇をよせた。
いい香り。
体を横に曲げながらあいぼんの首筋に後からそっとキスをする。
「…ぁふぁあ…」
あいぼんのお腹に置いていた両手をゆっくりと上にもっていく。
中学1年生とは思えないおおきなふくらみ。
掌全体で下から包み込むようにその2つあるふくらみに触れる。
やわらかい。
ゆっくりと服の上から揉んでいく。


左手を小刻みに動かしてそのやわらかさを確認し、ゆっくり動かした右手でその弾力を堪能する。
「あぁん…」
「きもちいい?」
あいぼんと顔を並べてわかりきったことを聞いてみる。
「うん…だからもっとして…」
その言葉に微笑みを返事代わりに左手をあいぼんの左胸に置いたままで右手は下へもっていった。
まずはスカートの上から刺激してみる。
「ふァ…」
少しずつ力を入れながら局部を撫でる。
その度にあいぼんの背中が快感に反り返る。
あいぼんが斜め後ろにある私の顔を見た。
その表情はうっすらと上気し、桃色になっていた。
そのかわいらしい唇に自分の唇を近づけてみる。
触れた感触が気持ちいい。
もっと気持ちよくなりたい。
その気持ちが唇を激しく動かしはじめた。
舌と舌とが絡み合う。
胸にあった左手をあいぼんの頭に移動し、さらにむさぼる。
口の周りがもう唾液でベットリだ。


思う存分堪能して口を離す。
「…んっ、ハァハァ…」
あいぼんは息を乱しながら俯いてしまった。
たぶん疲れたのだろう。
机に手を伸ばし、ティッシュを数枚取ってあいぼんに渡した。
そのティッシュで口の周りをふくあいぼん。
もう一回ティッシュを取って私も口の周りをふいた。
「もう今日はこれでおしまいね。」
「えー。ヤダよぉ。もっと気持ちいいことしようよぉ。」
「でも人が来ちゃうでしょ。」
「やだー。もっとしてぇ。」
「しょうがないなあ。じゃあ、ちょっとだけだよ。」
「うん。」
私の膝の上に座ったままのあいぼん。
「ちょっと腰あげて。」
あいぼんは腰を少しあげた。
私はあいぼんのスカートを脱がせた。


白いかわいらしいパンツがあらわになる。
左手は胸に、右手は下腹部へ。
右手で薄い布の上から局部に触れる。
ゆっくりとなぞるように人差し指と中指を這わせる。
円を描くように…。リズムを刻むように…。
「あれ?なんか湿ってきたよ?あいぼん。」
意地悪く聞いてみる。
「りかちゃんのいぢわるぅ…ぅぅう」
苦しそうにまるで蚊が鳴いたような声で訴える。
「なに?聞こえなかったよ。」
「ふぅうぅぅん…」
パンツのなかに右手を滑り込ませる。
茂みの中に濡れた秘部をみつけた。
中指と薬指を丁寧に動かす。
その度に指に粘着質の液体がまとわりつくのがわかる。


あいぼんがつらそうな顔をして私の方を向いた。
「りかちゃ…ん、…お…ねがい」
せつない懇願。
私は秘部を人差し指と薬指で広げ、中指をゆっくりと挿入した。
「はふぅぅぅ…」
あいぼんの背中がさらに反り返る。
中指を徐々に動かしていく。
あいぼんの息が荒くなっていく。
さらに速くピストン運動をする。
「りかちゃん!りかちゃん!」
あいぼんが私の名前を叫んで私のスカートを強く握った。
次の瞬間、あいぼんの小さい体が”ビクビクッ!”と痙攣した。
その状態が数秒間続いたのち、あいぼんはぐったりと私に倒れかかった。
あいぼんの中から静かに指を引き抜く。
右手全体が粘着液でベトベトだ。
私はそれを少し舐めてから、ティッシュできれいにふき取った。


あいぼんは白目をむいてまだ余韻に浸っている。
(このエロ小娘が)
”ガタッ”
廊下の方で物音がした。
「誰!?」
私はドアに駆け寄り、思い切りドアをあけた。
誰もいない。
(気のせいか…)
部屋に戻ろうとしたとき何かが廊下に落ちていることに気が付いた。
(なんだろう?)
近寄って確認してみるとかわいらしいハンカチだった。
ご丁寧に名前まで書いてある。
(うふふ…鈍くさいなァ…)
私はそのハンカチを落ちていた元の場所にもどして部屋に入った。


収録後、あいぼんが私のところに真っ先に駆け寄ってきた。
「梨華ちゃん、今日梨華ちゃんのおウチに行っていい?」
「今日はちょっとダメかな。」
「え〜なんで〜。」
「私だって一人で居たいときくらいあるのよ!」
少し語尾を強めて言うと、あいぼんはシュンとしてしまった。
「だってぇ、今日寂しかったんだもん。」
半分泣き顔になっている。
やれやれと思いつつ私はやさしく訊ねた。
「どうして?」
「ののちゃんが顔合わせてくれないんだもん。」
(ふ〜ん、やっぱりね。)
「それじゃあ今日はののも一緒だったらいいよ。」
「ほんと!?やったあ!じゃ、ののちゃん呼んでくる!」
そう言ってあいぼんは駆け出していった。
「あいぼん、走るとあぶないよ。」
心にもないことを言う。
(うふふ…)
「石川ぁ、なにニヤついてんのさ。」
保田さんが声をかけてきた。
心が顔に出ていたようだ。
「なんでもないですよ。」
「不気味なやつだなぁ。」
それでもしばらく顔はニヤついたままだった。


あいぼんが戻ってきた。
「ののちゃん今日ダメだって〜。」
やっぱりね。
「そうかー。残念だけどまた今度ね。」
「やーだーよーぉぉぉ」
「ダダこねないの。じゃぁね、あいぼん。」
止めようとするあいぼんを気にかけることもなく私は帰路についた。
(明日の楽しみが増えたわ)


翌日も朝8時にスタジオについた。
誰もいない部屋で一人雑誌を眺める。
眺めながら今日の計画を頭の中で確認していく。
”ガタッ”
ドアが開く。
(どうせまたあいぼんでしょ。)
と思ったが、目的の獲物がそこにいた。
「おはよう、梨華ちゃん。」
目をあまり合わせようとしない。
「おはよう、のの。」
私は笑顔であいさつし、ののに寄っていく。
ののは少し怯えた表情をしている。
「のの、今日ウチに来ない?」
やさしく聞いた。
「…いいよ、行きたくない。」
こっち向いてくれないなぁ。
「どうして?」
「行きたくないの。」
「そう。じゃ、あいぼんと一緒なら来てくれる?」
「あいちゃんと一緒でも行かない。」
なかなか強情だ。


だがこの場面はチャンスなんだ。
今しかない。
「のの、こっち向いて。」
無表情でこっちを向くのの。
振り向いた途端に唇を奪った。
ののは固まって抵抗しない。
突然のことで驚いたのだろう。
抵抗がないことをいいことに私は唇と舌でののの口を開き、その中に舌を入れた。
ゆっくりと舌を絡ませる。
ののの手が私の二の腕にあてがわれる。
力ない抵抗。
脱力してしまっているようだ。
私はののの背中に腕をまわした。
開いた掌全体をののの背中で回して感触を堪能する。
少しずつその手を下に移動させた。
背中、腰、お尻。
ジーパンの上からお尻をさわった。
左右にわかれた山にそれぞれの手をあてがい、ゆっくりと揉みしだく。
意外と大きい。
くい込ませるように曲げた私の指を跳ね返してくる。
(胸はないのに意外とデカいお尻ね)


尻を揉んでいる間にも口は休ませない。
私の目の直前で苦しそうな顔をするのの。
そんな表情されるとこっちまで濡れてくる。
ねっとりと舌を絡ませ続けた。
「ぷはぁっ!はぁはぁ…」
ののが唇を離した。
苦しさに耐えかねたようだ。
ののの口と私の口をつなぐ透明な糸。
その糸を追ってまた唇に唇をよせる。
「ヤッ!」
ののから両手で肩を押された。
だが私もののの腰に回した腕に力を入れ、逃げられないようにする。
「…梨華ちゃん……どうして…こんなこと…」
泣きそうなののの顔。
その訴えに微笑みでこたえる。
”ガチャッ”
「梨華ちゃ〜ん、オハヨー!」
(ハッ!ヤバッ!)


そう思ったときにはもう遅かった。
「梨華ちゃん……ののちゃんも……」
あいぼんはドアのところで固まっている。
咄嗟に私はあいぼんに駆け寄った。
あいぼんは逃げようとした。
(遅い!)
あいぼんの腕をガッチリと掴み、部屋に引きずり込んだ。
そのままあいぼんにキスしようとする。
顔をそむけるあいぼん。
無理矢理唇を押し付けた。
舌を入れる。
あいぼんの唇と舌の感触を存分に味わう。
もがいていたあいぼんもしばらくすると静かになった。
ゆっくりと唇を離す。
「あいぼん、今日ウチに来て…」
”こくん”と無言で頷くあいぼん。
「ののも来てね。」
ののの方を向いて真顔で言う。
ののは私と目を合わせようとはせず、床だけを見つめていた。



”ガチャッ”
「さ、入って。」
あいぼんとののを促す。
「うん。」
あいぼんは嬉しそうに私の部屋に入る。
ののは不安げな面持ちで躊躇している。
「さあ、ののも入って。遠慮しなくていいから。」
俯きかげんにドアを背にした私の前を通り過ぎる。
ののが入るのを確認して私も部屋の中に入った。
「梨華ちゃん、暗いよ〜。」
あいぼんは暗さでまだ靴も脱げないでいた。
そんなあいぼんの後姿がうっすらと見える。
欲情が高ぶる。
あいぼんの真後ろにそっと近づいて脇の下から手をくぐらせた。
「きゃん!」
あいぼんの乳を後からわしづかみにする。
「りかちゃん、だめだよこんなとこで…」
「どうして?」
掌全体で感触を楽しむ。
「あいぼんのおっぱいっておっきいよね〜。」
「りかちゃんのほうがおっきいよ…」
胸を揉む私の手の上にあいぼんの手が重なる。
「りか…ちゃ…ん、もっとぉ…」
「いま”こんなとこじゃダメ”って言わなかったっけ?」
「いぢわ…る」
手を休ませることなく横を向いた。
薄暗い中、ののの顔が見える。
呆然としているようだ。


あいぼんの胸を揉んでいる片方の手を離し、蛍光灯のスイッチに持っていった。
目に色が戻る。
あいぼんの胸からもう一方の手も離した。
「中にどうぞ。」
何事もなかったかのように平然と二人を部屋の中に促す。
あいぼんは靴を脱ぐと早々と奥に入っていった。
だが、ののは固まってしまっていて靴を脱ごうともしていなかった。
「のの、中に入って。」
背中に掌で軽く触れ、誘導する。
「…でも…」
緊張と心配が入り混じったような顔でこちらを見ている。
ののはまだ躊躇しているようだ。
「いいからいいから。」
私はののの背中を軽く押した。
そうするとののは靴を脱ぎ、部屋に入っていった。
ののが部屋に入るのを見届けてから私も部屋に入った。


あいぼんは私のベッドの上で飛び跳ねている。
「ののちゃんもこっちで遊ぼ。」
「…うん。」
ののはベッドの端にすわった。
あいぼんが何かを探している。
「梨華ちゃーん、お菓子ないの〜?」
「さっきゴハン食べたばっかりでしょ。」
「”甘いものはべつばら”って言うやん。」
「仕方ないな〜、そこにポッキーあるでしょ。それでガマンして。」
私の人差し指の延長線上をあいぼんが見る。
「あった!」
あいぼんはムースポッキーホワイトの箱を手に取るとスグに封を切った。
ののはそんなあいぼんをジッと見ている。
あいぼんはポッキーをぽりぽり食べだした。
私はそんなあいぼんに近寄る。
あいぼんが2本目のポッキーを口にくわえたのを見計らって、
ポッキーを持つあいぼんの右手に左手を添える。
あいぼんはポッキーをくわえたままこっちを見た。
あいぼんの右手をそっとポッキーから引き離す。
そのままあいぼんがくわえているポッキーの反対側の端をくわえる。
”ぽりぽりっ”
ポッキーの両端で二つの音が重なり合う。


ポッキーが音と共に短くなっていく。
唇にやわらかい感触。
もうほとんどないポッキーを追う。
舌を使う。
あいぼんと私の唾液で原形をとどめないポッキー。
ねっとりとしている。
「…んう…」
少し苦しそうなあいぼん。
そんなことはおかまいなしにキスをしながら左手であいぼんの右胸を下から持ち上げるように揉む。
右手はあいぼんの腰に回し、ゆっくりとベッドに倒れこんだ。
「…てぃあっ…はぁはぁ…」
あいぼんが苦しさに耐えかねて唇を離した。
「りかちゃん、シャワー浴びさせて…」
「だめ。」
「なんで…?」
「あいぼんの匂いが嗅ぎたいから。」
言葉が終わるか終わらないかのうちにあいぼんの口を唇で塞いだ。
そっと唇を離し、あいぼんの胸のボタンに手をかけた。


服を一枚一枚脱がせていく。
とうとうあいぼんは下着だけになった。
「かわいいね。」
その言葉に頬を赤らめるあいぼん。
軽くキスしながら腕をあいぼんの背中に回す。
ブラがはずれた。
白くたわわな乳があらわになる。
まずはゆっくりと掌全体でそのやわらかさを堪能する。
ピンクの乳首をつまんでみたり、掌で転がしてみたり。
右手は左胸を愛撫したままで、右胸の乳首に口を近づける。
軽く乳首にキスしたあと、舌を使って回すように舐めた。
少し強く吸ってみる。
「ん…はぅ…」
舌を小刻みに動かして乳首を弄ぶ。
「う……ふ…」
右手をゆっくりと下に移動させた。
パンツの上から秘部に触れる。
もうじっとりと湿っていた。
指先を小刻みに動かす。
「り…かちゃ…ん……」
私の名前を呼ぶあいぼん。


「ん?きもちいい?」
「う……ん…」
桃色に上気したあいぼんの顔。
その表情が欲情をさらにかきたてる。
右手をパンツの中に入れる。
茂みをまさぐり、芯をみつけた。
浅い部分を中指で刺激する。
「…は…ァ…」
指に粘液が纏わりつく。
一旦指をパンツの中から引き抜いた。
そして体をあいぼんの下半身へと移動させた。
「あいぼん、少し腰あげて。」
少し腰を浮かせるあいぼん。
その間に私はパンツを脱がせた。
あいぼんは恥ずかしいのかそのむっちりとしたふとももを閉じ、秘部を隠している。
私はその閉じられた脚の膝に手をのせると左右にゆっくりと押し開いた。


茂みに隠された秘部があらわになる。
そこに顔を近づける。
ピンク色の秘肉はしっとりと濡れ、快楽を求めているようだ。
裂け目にそっとキスをする。
「あっ…ん」
舌で肉の襞を下から丁寧になぞる。
なぞった先に小さな突起を見つけた。
舌先で軽くつつく。
あいぼんの脚が少し動いた。
口全体で秘部全体を強く吸い上げる。
「ふぁぁァう………」
あいぼんの背中が反り返る。
2,3度繰り返したあと、唇と舌で突起を舐めながら中指を芯に挿入した。
「あついよ、あいぼん。」
「…だって…ぇ……」
指を伝って愛液が手首に流れてくる。
人差し指も加え、膣内でゆっくりと2本の指を回すように動かす。
あいぼんはシーツを掴んで快楽に耐えているようだ。
2本の指をゆっくりと出し入れする。
奥まで深く挿入する。
愛液が中から溢れてくる。
徐々に指を速く動かす。
同時に舌と唇で小さな突起を責めたてる。
「り……か……ち…ふぁぁあぁ!!!」
あいぼんが私の名前を呼んだと思うと、指が膣壁からきつく締めつけられた。
私はそれを感じるとスグに突起を吸い上げた。
あいぼんは背中を反り返らせ、手でシーツを握って力んでいる。


そんな状態が数秒続いたのち、あいぼんは息を荒くしながらぐったりとベッドに体をあずけた。
私はあいぼんの快楽に耽りきった顔を確認すると、膣から指を抜いた。
手首までべっとりと愛液まみれだ。
「ほらあいぼん、あいぼんのラブジュースだよ。」
あいぼんの顔に今まであいぼんの中にあった右手を近づける。
「ヤッ!きたない…」
「きたなくないよ、だってあいぼんのだよ。」
「でも…」
「舐めてみて…」
私はあいぼんの愛液がたっぷりとついた右手をあいぼんの目を見ながら舐めてみせた。
あいぼんは口を半開きにして見ている。
「おいしいよ。だからあいぼんも、ね。」
再びあいぼんに右手を差し出す。
恐る恐る右手に口を近づけるあいぼん。
私の指先にあいぼんの舌が触れる。
「どう?」
「…なんか変なかんじ…」
私はあいぼんを見ながら微笑んだ。
(どれ、そっちはどうなってるかな?)
あいぼんから視線を外し、横にもっていく。


視線の先にはののがいた。
こっちを”とろん”とした目で見ている。
顔が赤くなっている。
ののに近づく。
私を呆然と見上げている。
ののの背中に腕を回す。
ののの顎が私の肩にのる。
しばらく抱き合ってからののの耳あたりに手を移動させこちらを向かせた。
視点が定まっていないののの瞳。
ゆっくりと瞼を閉じ、唇に唇を寄せる。
「…んっ」
唇と唇が重なる。
ののの後頭部を手でおさえ、きつく唇を押し付けた。
苦しそうな顔ののの。
その苦悶の表情がたまらない。
もっと欲しくなる。
唇を割って舌を入れる。
ののは抵抗しない。
私の舌の動きに合わせて舌を絡ませてくる。
その動きはだんだんと激しくなる。
口から滴り落ちる唾液。
そんなものは気にせず貪る。


キスをしながらのののシャツのボタンに手をかける。
一つづつはずしていく。
服を私の手で一枚一枚脱がせていく。
かわいいブラジャーとパンツだけののの。
「かわいいよ、のの。」
「……」
頬を赤らめるのの。
私はののの背中に腕を回してブラジャーを外した。
ののの体を両腕で支えるようにしてベッドに寝かせる。
年相応の胸のふくらみ。
上から見下ろす。
やさしく唇にキスをする。
だんだん唇を下に移動させる。
口、首、胸…。
「ん……」
ピンクの乳首にそっとキスする。
右手はののの左胸をなでるように揉む。
乳首を舌先で転がしながら、もう一方の乳首をつまんでみる。
胸を愛撫しながらののの顔を上目使いで確認しようとした。
右腕で目を隠し、口をしっかり閉じている。
「がんばらなくてもいいよ。自分に正直になって。のの。」
やさしく声をかけた。


それでもののは耐えている。
そんなところがまたいとおしい。
掌に吸い付くような肌で私の方が感じてしまう。
しばらく胸に留めていた口を腹へともっていく。
へその周りを丹念に舐める。
「んふっ…」
ののはまだ耐えているが時折声が漏れる。
手をののの体のラインの沿って流し、パンツにふれる。
パンツの上からやさしく局部をさする。
「のののパンツ、湿ってるよ。」
ののの顔を見ながら言う。
腕で目を隠したままだがその言葉にののの頬が赤くなるのがわかる。
一旦手を休め、ののの顔と自分の顔を並べた。
そして目を隠しているののの右腕をゆっくりどかす。
泣きそうなののの瞳。
「のの、大丈夫だから。心配しないで、ね。」
やさしくなだめる。
「…でも……こわいよ…」
「大丈夫。私にまかせて。」
ののの表情が幾分緩む。
私はその表情に微笑みで返し、やさしくキスした。


またパンツに触れる。
布の上から裂け目の周りを人差し指と中指でさする。
ののの脚が”ピクッ”と動いた。
私はパンツの端に手をかけた。
ゆっくりとパンツを下におろす。
そうしながらあいぼんに目を向けた。
こっちを見ながら自分の股間に手をあて、まさぐっている。
(ほんとスケベね)
のののパンツを脱がせると、あらわになった秘部を眺めた。
茂みの中にきれいなピンク色。
唇を近づけていく。
軽くキスしたあと、裂け目に沿って舐めあげた。
襞を丁寧に舌先で愛撫する。
「……はぁ…ぅうう…」
漏れる声。
膣の浅い部分を舌で刺激する。
ゆっくり、そしてやさしく舌を出し入れする。
「ぅふ…ふぁぅ…」
ののの体が小刻みにゆれる。
中から粘液が溢れ出てくる。
人差し指をゆっくりと挿入する。
あつい。


「ののの中、とってもあついよ。」
顔を赤らめるのの。
「いたくない?」
「…うん…」
ののは桃色に上気した顔で”こくん”と頷いた。
私はののの返事に微笑みでこたえた。
休めていた人差し指の動きを再開する。
唇と舌で小さな突起をやさしく愛撫しながら指を出し入れする。
溢れてくる愛液をときどき口で受け止める。
「はっ……ん」
ののの顔を見た。
歯をくいしばるのの。
「イきそうなの? いいよ。おもいっきりイって!」
私は人差し指のピストン運動を速め、突起を舌で責め続けた。
「ンふ…ぅ………くぅぅぅぅぅゥ…」
そのあえぎが聞こえたかと思うと人差し指がきつく膣壁から締めつけられた。
ののの小さい体が思い切り反り返る。
私の肩を力いっぱい掴んでいる。
肩の圧迫感がなくなると、ののは死んだようにベッドに体を沈めた。
私はゆっくりと膣から指を引き抜いた。


立ち上がり、快楽の余韻に浸るののを見おろす。
「りかちゃ〜ん、ウチにも〜」
あいぼんが私の膝元に擦り寄ってきた。
(この2人はもう…うふふ。これからが楽しみだわ。)


「ののちゃん!くぁハぁァァァ!!!」
こんなのもうやめたい……。

その日の収録が終わり、廊下をトボトボと歩いていると後から肩を掴まれた。
振り向くとあいちゃんだった。
「ののちゃん、今からいい?」
断る理由がない。
「…うん…」
「じゃあ、家に来て。今日は家にウチしかおらんねん。」
あいちゃんはそれだけ言って駆けていった。
(またか…)
こんな自分がイヤになる。
今日もまた”アレ”をしなきゃなんないんだ…。


”ピンポーン”
呼び鈴を鳴らすとスグにあいちゃんが出てきた。
「ののちゃん、ようこそ我が家へ!」
「おじゃましまーす!」
精一杯につくった笑顔でこたえ、家の中に入る。
靴を脱いであいちゃんの後ろをついていく。
リビングルームに通された。
「そこに座ってて。」
あいちゃんがソファーを指差した。
勧められるままにソファーに座る。
あいちゃんがお菓子と飲み物を持ってきてくれた。
「ののちゃん、今日の収録どうやった?」
「う〜ん、ちょっと失敗しちゃったかな。」
あいちゃんとお話するのは楽しい。
お菓子を食べながら色々なことを話す。
(このままなにもしないで終わって…)


しばらく話をしていたけど、会話が止まった。
静かな部屋…。
「ののちゃん…」
あいちゃんがこっちに近寄ってくる。
「…あいちゃん……いや…」
顔をそむけたけど、あいちゃんはお構いなしに覆い被さってきた。
「ののちゃん…こっち向いて。」
あいちゃんの両手がほっぺたにくっつく。
あったかい。
あいちゃんの顔が見えた。
”とろん”とした目をしてる。
あいちゃんが目を閉じた。
顔が近づいてくる。
唇に柔らかい感触。
きもちいい…。
頭の中がボーッとしてくる。
口の中に舌が入ってきた。
でもこんなことしちゃいけない…。
わたしたち女の子どうしなんだよ…あいちゃん…。


あいちゃんの舌に舌を絡ませる。
あいちゃんの口の中……あったかい……。
いけないことなのにきもちいい…。
(やっぱりダメだよ…)
口をはなす。
「ののちゃん……どうしたん?」
あいちゃんが首をかしげている。
「あいちゃん…やっぱりこんなことダメだよ……女の子どうしなんだよ。」
「女の子どうしじゃダメなん?だってきもちいいよ。」
「でもダメだよ……」
あいちゃんがジッとわたしの顔を見る。
「ウチな、ののちゃんのこと…大好きやねん…。
だからののちゃんといっつも一緒にいたいんよ…」
「あいちゃんがわたしのこと好きなのはうれしいし、
わたしもあいちゃんのこと大好きだけど…こんなことしなくても……」
あいちゃんの顔が目の直前まで近づいてくる。
「好きな人とはこういうことしたい…それじゃダメなん?」
「…でも女の子どうしでするのは普通じゃないよ。」
「ウチはこれでいいねん!ののちゃんとこういうことしたいの!」
あいちゃんは少し怒った顔で強引に唇をおしつけてきた。
舌を入れられる。
あいちゃんは右手でわたしの頭の後ろをおさえて、つよく舌を絡ませてくる。
(苦しいよ、あいちゃん)
あいちゃんの舌使いがやさしくなった。
わたしたちの舌が口の中でゆっくりと絡み合う。
(きもちいい…)
もう止められないよ…。


あいちゃんとお互いの舌先でチロチロとつつきあってみる。
それから”チュッ、チュッ”と軽く唇と唇をはずませる。
つよく抱き合って深く舌を口に入れ合う。
よだれで口のまわりがびちょびちょだ。
顔があついよ……。
唇をはなしてあいちゃんを見る。
”とろん”とした瞳。
「ののちゃん、服のぬがせっこしよ。」
あいちゃんが笑顔で言う。
「…うん…」
少し恥ずかしかった。
顔を赤くしてうなずく自分が想像できた。
「じゃあ、ウチからね。」
そう言うとあいちゃんはわたしのシャツのボタンに手をかけた。
上から順番にはずしていくあいちゃん。
ボタンが全部はずされて、シャツをぬがされた。
「次はズボン。ちょっと立って。」
あいちゃんから言われるままに立つと、ズボンのファスナーを下ろされ、
ズボンをぬがされた。
「かわいいパンツ〜」
Tシャツとパンツ姿のわたしをあいちゃんはじろじろと笑顔で見ている。
「はずかしいよぉ。」
「かわいいから大丈夫だよ〜。今度はTシャツね。」
あいちゃんがわたしのTシャツに手をかけ、一気に上にもちあげた。
とうとうブラジャーとパンツ、靴下だけになった。
胸がないからはずかしい。
両腕で胸をかくした。


「なんでかくすん?」
「だって胸ないから…」
「そんな気にすることないよ。」
あいちゃんから胸にある腕をふりほどかれた。
そのままあいちゃんは腕をわたしの背中に回してブラジャーをはずした。
(はずかしい…)
「ののちゃん…」
ソファーに押し倒されると胸をゆっくりもまれた。
あいちゃんのてのひらがきもちいい。
乳首をつままれた。
「ひんっ!」
声が出た。
「ののちゃん、きもちいい?」
今度は乳首に吸いつくあいちゃん。
舌で乳首を転がされたり、軽くかまれたりしてもてあそばれた。
そのたびに背筋に電気が走る。
あいちゃんは手をパンツにかけた。
「……あいちゃん、今度はあいちゃんの番だよ…」
わたしはあいちゃんの手の動きを止めた。
「…うん、わかった。」
あいちゃんはわたしの体からはなれた。


あいちゃんはわたしの前に立っている。
今日のあいちゃんは灰色のパーカーにチェックのスカート。
まずはパーカーに手をかけ、上にたくしあげる。
両腕を高くあげるあいちゃん。
パーカーをぬがせた。
インナーとスカート姿のあいちゃん。
インナーの上からでもわかる胸のふくらみ。
(おっきいな〜)
手が自然と胸に運ばれる。
「ダメッ!」
あいちゃんから手をはたかれた。
「あいちゃんの胸っておっきいからさわりたくなっちゃうんだもん。」
「でもダメ。」
「さわりたいよ〜」
「…じゃあ、ちょっとだけ…」
布の上からあいちゃんのおっぱいにふれる。
両手でゆっくりおっぱいをもんだ。
(やわらかい…)
ほっぺたですりすりして顔でもやわらかさを確かめた。
上目づかいであいちゃんの顔を見てみる。
つぶらな瞳がどっかをみてる。
「あいちゃん…直接さわりたいよ…」
「…うん。」
わたしはあいちゃんのインナーをぬがせた。
あいちゃんのブラジャー。
わたしのよりもおっきいサイズのブラジャー。


たまらなくなってブラジャーの上からおっぱいをもむ。
「だめ……だ…よ…」
あいちゃんの乳首が立ってきてるのがブラジャーの上からでもわかる。
乳首をつまんでみた。
あいちゃんの体が”ぴくっ”と動く。
てのひら全体でおっぱいの感触を楽しんだ。
ゆっくり回すようにもんでみたり、こきざみに動かしてみたりした。
乳首をブラジャーの上から舐め回す。
「の…の…ぉ……」
「あいちゃん…」
あいちゃんの顔は桃色になっていてとても気持ちよさそう。
あいちゃんの背中に腕を回してブラジャーをはずした。
大きく上向きのおっぱいがあらわになる。
「はずかしい……」
あいちゃんは顔を少しそむけた。
「あいちゃんのおっぱいっておっきくてとってもきれいだよ。」
おっきいおっぱいの中心にピンク色の乳首。
むしゃぶりつきたくなる。
「…あいちゃん…さわってもいい?」
「…うん…いいよ…」
”こくん”とうなずくあいちゃん。


あいちゃんのおっぱいに静かに手をあてた。
やわらかい。
てのひらに吸いついてくる。
下から持ち上げるように右手を動かして左のおっぱいをもみ、
右のおっぱいの乳首を吸った。
舌先で乳首を転がすようにしてていねいにせめた。
「あいちゃん…後ろからもませて…」
「ダメ……ぇぅ……」
「でも感じてるよ。」
わたしはあいちゃんの後ろに回ると後からおっぱいをわしづかみにした。
(イイ感触…もんでるこっちがきもちよくなっちゃう……)
乳首をつまんでみる。
「ふぅ……ぅぅ…」
おっぱいをもみながら後からあいちゃんの耳に息をふきかけた。
「…はぁあぅ…」
あいちゃんの吐息。
耳を軽くかじりながらおっぱいをゆっくりともむ。
「のの……ちゃ…ん…もお…」
あいちゃんの右腕がわたしの頭の後にまわる。
こっちに顔を向けるあいちゃん。
後ろからおっぱいをもんだまま、あいちゃんにキスした。
舌を動かしながらもおっぱいももみ続けた。


唇をはなしてお互いに向き合うと、わたしはあいちゃんのスカートと靴下をぬがせた。
パンツだけのあいちゃん。
あいちゃんもわたしの靴下をぬがせてくれた。
もうお互い下着一枚だけ。
立ったまま寄り合って目を閉じる。
はじめはやさしくキス。
お互いに抱きしめあって舌を絡ませはじめた。
わたしの胸とあいちゃんのおっきな胸が接触する。
あいちゃんの背中に回した手を体のラインに沿ってながし、パンツにもっていく。
あいちゃんの手もわたしの秘部にあてがわれた。
パンツの上からお互いに秘部をまさぐり合う。
あいちゃんが口をはなしたかと思うとしゃがみこんでわたしのパンツにてをかけた。
「いいよね、ののちゃん…」
「うん…」
あいちゃんはわたしのパンツを両手で下におろした。
あいちゃんの目の高さにわたしの秘部があらわれる。
そこにやさしくキスしてくれた。
体に電流が走る。
あいちゃんは手をわたしのふとともにあてがって、舌で秘部を舐めまわし始めた。
「…ふぁ…」
だんだん腰が引けてくる。
脚に力が入らなくなってソファーに座り込んでしまった。
それでもあいちゃんは舌を動かし続けている。
「はぁっ!」
指が入ってきた。
わたしの膣内で動き回る指と舌。


あいちゃんの指は規則正しく一定のリズムをきざむようになった。
そのリズムごとに気持ちよくなっていく。
「あ…い……ちゃん…」
わたしがあいちゃんの名前を呼ぶと、あいちゃんの指と舌は今まで以上にはげしく動き出した。
ソファーの端にてをかけて耐える。
自分の秘部から流れ出す液体がふとももを伝っていくのがわかる。
あいちゃんの指が膣の奥まで入ってきた。
「かはっ!あぁぁぅあ!!!」
体全体に押し寄せる快感。
頭の中が真っ白になる。
体の中の波が去ると、わたしはソファーに体をあずけた。
「ののちゃん、きもちよかった?」
あいちゃんが笑顔で聞いてくる。
「…うん。」
うつろな状態でうなづいた。
「よかった。」
「次はあいちゃんの番だよ。」
体をソファーから起こして、あいちゃんに寄っていった。
直立したあいちゃんの前でしゃがみこんで、目の高さを水色のストライプのパンツの高さにあわせる。
パンツをゆっくりと下げると、茂みにかくれたピンク色の秘部があらわになった。
まずは軽くキスをする。
裂け目を指でなぞりながら舌で襞を刺激する。
「は…う…」
あいちゃんがわたしの肩を掴む。


人差し指を中に入れて、ゆっくりと出し入れする。
そのたびにあいちゃんの腰が引けてくるのがわかる。
あふれてくる愛液。
それを口でうけとめながらむっちりとしたあいちゃんのふとももを空いている手でさする。
スベスベな肌。
さわっているこっちが感じてきてしまう。
小さな突起を舌で”チョン、チョン”と刺激した。
「…はぁぁァ……」
あいちゃんの吐息。
「…の…のちゃ…ん、ちょ…っとま…って……」
あいちゃんがわたしの腕をつかんだ。
わたしは愛撫をやめた。
「なに?」
「ののちゃ…ん、ソファーに寝て…」
「なんで?」
「いいから…」
あいちゃんは桃色に上気した顔でソファーを指差した。
わたしは言う通りにソファーに寝た。
するとあいちゃんがわたしの顔の方にその形のいいむっちりとしたおしりを向けて上に重なった。
秘部が丸見えだ。
「これって…」
「”シックスナイン”ていうんやて。」


あいちゃんはわたしの秘部を舌と指で愛撫し始めた。
わたしもあいちゃんの秘部を舐め始めた。
両手はあいちゃんの肉づきのいいお尻にあてがい、ゆっくりもむ。
舌を膣の浅いところに入れて出し入れする。
「……はふぅゥゥ…ん…」
あいちゃんは体をのけぞらせて感じている。
でもあいちゃんの指の動きは止まらなかった。
「…くふぅぅ……」
その指が生み出す快楽に舌の動きが止まってしまう。
わたしも舌だけでなく指も使ってあいちゃんをせめた。
あいちゃんとわたしの指の動きがだんだん速くなってくる。
「あいちゃん!」
「ののちゃん!くはぁぁぁァァァ!!!」
あいちゃんの膣の内壁から指がきつくしめつけられた感じがしたと同時に
わたしの中にも痺れるような快感が走った。
数秒してその感覚がなくなるとソファーに身をまかせた。
あいちゃんはわたしの上でぐったりしている。

(大好きだよ…あいちゃん…)

Fin





第2章 後藤と吉澤

この女をどうしてもモノにしなくては……


収録後、私の前をごっちんが通り過ぎる。
「あっ、待って、ごっちん。」
「なに?梨華ちゃん。」
「今日これからヒマ?」
「…う〜ん、ヒマっていえばヒマだけど…なに?」
きょとんとした目で私を見るごっちん。
その瞳に吸い込まれそうだ。
「うん、今日ウチにこない?」
「え?なんで?なんかあるの?」
不思議そうに首をかしげるごっちん。
「うん…ちょっと相談したいことがあって……」
ごっちんの耳元で囁く。
「そうなんだ…。わかった、じゃあ一緒に梨華ちゃんちに行くよ。」
(んふふ……これからよ……)


ごっちんはソファーに座ってジュースを飲んでいる。
「梨華ちゃん、相談ってなに?」
「うん…ごっちん…実はね……」
「実は?」
テーブルにコップを置いて身を乗りだすごっちん。
この雰囲気から何も感じないのかこの女は。
「…実はね……わたし…ごっちんのこと……好きなんだ…」
「えっ?」
少し口元が動いたが表情は変わらない。
硬直しているようだ。
「ごっちん…好きなの……」
そのまま硬直しているごっちんの唇に唇を寄せた。
初めは触れるだけのやさしいキス。
ごっちんは抵抗してこない。
唇を割って舌を入れてみる。
それでも抵抗はない。
それどころかごっちんは舌を私の舌に絡ませてきた。
ごっちんのあたたかさを舌全体で感じる。
ゆっくりごっちんの上に重なるようにソファーに倒れる。
互いに舌を絡ませ続ける。
唾液の粘着感が気持ちいい。
しばらく互いの口の中の温もりを感じあってから口を離した。
「ごっちん…いいの…?」
「…うん…梨華ちゃんのこと好きだから……」
うつろな目で、でもしっかりとした視線で訴えてくるごっちん。


私はその訴えに微笑みでこたえ、ごっちんの首筋にキスした。
「アッ…ん…」
服の上からその豊満な胸に触れる。
見た目も大きいが、実際に触れるとその大きさを実感させられる。
私の指をやわらかくはね返すくらい弾力のある胸。
耳を軽くかじる。
「…ハァ……」
そして耳元で囁く。
「ごっちん、いい?」
「うん…」
私の顔の横で小さく頷くごっちん。
私はごっちんを立たせて服を一枚一枚脱がせた。
下着姿のごっちん。
そのむっちりとした体に視線がくぎ付けになる。
「はずかしい…」
膝を内側によせてモジモジしている。
「ごっちん…綺麗……」
素直に感想が口から出た。
ごっちんの前に立つと腕を背中に回し、ブラをはずした。
豊満な胸があらわになる。
首筋にキスし、そのまま下へと口を移動させた。
唇でなだらかな勾配をなぞる。
唇が突起にあたった。
ごっちんの背中に腕を回し、舌で乳首を転がす。
ピンク色の乳首。
おもいきり吸い付いてみる。
「あぁァ……」
ごっちんの腕が私の首の後ろに回る。


胸に顔をおしつけたままソファーに倒れこんだ。
乳首を吸いながら両手で乳房を揉む。
「ふぁあ……」
右手をパンツに持っていった。
湿っている。
「ごっちん…」
ごっちんの顔を見た。
「はずかしいよぉ……」
両手で顔を隠すごっちん。
私は唇を滑らせて顔をごっちんの腰に近づけた。
布の上から軽くキスをする。
「ごっちんちょっと腰上げて…」
ごっちんは腰を少し浮かせた。
その間にパンツを脱がせる。
「ごっちん…ごっちんの大事なところ…きれいだよ……」
生えそろった陰毛。
指で下から上に秘部を撫で上げる。
濡れた花弁。
そっとキスする。
「ふあぅ……」
左手で胸を揉みながら舌先で裂け目を丁寧に刺激する。
人差し指と中指をゆっくり膣内へ挿入した。
「…んっ……!」
その声に私はごっちんの顔に目をやった。
少し苦悶の表情。
「ごっちん…もしかして初めて……?」
「…うん…」
涙目で頷くごっちん。


「…そうだったんだ……じゃぁ、やさしくするね…」
私は不安を取り除こうとごっちんに向かって微笑んだ。
それに無言で小さく頷くごっちん。
今度は中指だけを静かに挿入する。
「はァぁ…う…」
ごっちんの背中が反り返る。
「大丈夫?」
「うん…だいじょうぶ…」
膣の浅いところでゆっくりと指を動かす。
温かい膣内。
舌で突起を刺激する。
溢れてくる愛液。
私の手首までベトベトになっている。
小刻みに指を動かしながら舌先で襞を丁寧に舐める。
「り…か…ちゃ……ん…」
ごっちんの手が私の頭を押さえつける。
さらに指と舌の動きを速めた。
「ふ…ふぁぁぁあ!!!」
その叫びと共にごっちんの背中がおもいきり反り返る。
頭をさらに強く押さえつけられる。
指には膣壁からの強い圧迫感。
しばらくしてその拘束から解き放たれた。


「はぁ…はぁぁ……」
ソファーにぐったりと体をあずけるごっちん。
「ごっちん…綺麗だよ……」
まだ息が荒いごっちんの唇に軽くキスをする。
唇を離すとごっちんは私を見て微笑んでいた。
私もその笑顔に微笑み返す。


…これからよ……


静かな楽屋……
二つの影が重なる。
「ごっちん……」
「よっすぃ〜……」
椅子に座ったままで抱き合う二人。
互いの背中に腕を回し、首を傾けてキスをしはじめた。
舌を絡ませながら徐々に動きを速めていく。
額を付け合って唇を離す。
口と口とが透明な粘着液で結ばれる。
「ごっちん、ちょっと立って。」
「うん……」
吉澤は後藤を立たせると後藤の前にかがみこんで、ロングスカートを脱がせた。
「ごっちんのパンツ、かわいいね。」
上目使いで微笑む吉澤。
「はずかしいよ…よっすぃ〜…」
吉澤の言葉に顔を赤らめる後藤。
吉澤はパンツに手をかけるとゆっくりと脱がせた。
「ごっちん足上げて。」
後藤が足を浮かせている間に吉澤はスカートとパンツを取り去った。
「ごっちん…きれい…」
秘部を目前にして吉澤が言った。
無言の後藤。
太腿に手を置いて秘部に舌をはわせる。
「はんっ!」
”ビクッ!”と後藤の体が反り返る。
吉澤はその反応を気にすることも無く舌を使い続けた。


溢れ出る愛液。
その粘着液を舌ですくいながら人差し指を挿入する。
「あぅあぁぁぁ………」
ゆっくりと指を動かす吉澤。
その動きを徐々に速めていく。
後藤の手が吉澤の頭を押さえつける。
「ん……くゥゥゥ……」
「ごっちん、イきそうなの?いいよ、イって!」
吉澤の指の動きがさらに速くなる。
それにつれて後藤の腰がだんだん引けてくる。
「はっ!はぅぅぅん!!!」
痙攣する後藤。
秘部からとめどなく溢れる愛液。
手首を伝って肘まで流れ落ちる。
吉澤は指への圧迫感が徐々になくなるのを確認して指を抜いた。
ぐったりと椅子にもたれかかる後藤。
「はぁはぁ……今度はよっすぃ〜の番だね……」
まだ息が荒い後藤は吉澤に向かって微笑んだ。


「よっすぃ〜、立って…」
しばらく休んでから後藤は吉澤を立たせ、吉澤のジーンズに手をかけた。
太腿にぴっちりと張り付いたジーンズ。
少し苦労して脱がせる。
吉澤は足を浮かせて後藤が脱がせやすいようにした。
後藤はジーンズを脱がせるとそのままパンツも脱がせた。
「スースーするね。」
吉澤は前を手で隠して笑った。
「よっすぃ〜…テーブルに座って……」
後藤が吉澤を見つめる。
その言葉に応えて、吉澤は無言でテーブルに腰掛けた。
腰掛けたというよりお尻をテーブルにつけて寄りかかったという方が近い。
後藤は吉澤に近づき、局部を隠している手を掴んでテーブルに置いた。
吉澤は少し後ろに体を反った体勢になった。
テーブルに置いた両腕で体を支えている。
後藤は吉澤に軽くキスした。
唇を首筋に持っていき、舐める。
「は…う…」
手が秘部にあてがわれる。
「よっすぃ〜…濡れてる…」
裂け目を中指でなぞりながら耳元で囁いた。
左腕で吉澤を抱え込むようにして秘部をまさぐる後藤。
「…ふぁ…ぅ…ん…」
指の動きが一定のリズムを刻む。
「ごっ…ちん…」
「イきそう?イってもいいよ。」


後藤は座りこんで吉澤の腰と同じ高さに目の位置を持ってきた。
舌で突起を刺激しながら指を動かす。
滴る愛液。
「もうダメだ…よ…ごっ……あぅくぅゥゥゥ!!!」
吉澤はきつく後藤の頭を抱え込んだ。
溢れ出る愛液を舌で受けとめる後藤。
膣壁から指に受ける圧力がすごい。
その圧力が収まるのを待って膣から指を抜いた。
「はぁはぁぁ……」
肩で息をする吉澤。
目は快楽の余韻に泳いでいる。
「よっすぃ〜……」
後藤は立ち上がり、愛液のついた唇を吉澤の唇に寄せた。
「ん……」
舌と舌を絡ませる。
愛液と唾液が混じりあう。

二人はしばらく抱き合い、互いの温もりを感じ合った。


”ガチャッ”
「よっすぃ〜おはよう。」
「おはよう。」
椅子に座って少しふてくされたような顔をするよっすぃ〜。
「話ってなに?」
「あのな、この前な、よっすぃ〜と後藤さんがしてるとこ見たで。」
よっすぃ〜の顔がひきつる。
「…そんなことか。朝早く来てくれ、って言うから来たのに。それで?何がしたいの?」
ものわかりが早い。
「ウチもな、よっすぃ〜とあんなことしたいねん。」
「…そう。じゃ、してあげる。」
その返事を聞くと、わたしはよっすぃ〜に抱きついた。
よっすぃ〜の胸に顔をうずめる。
「よっすぃ〜…よっすぃ〜のきれいな裸見たい…」
そう言うとよっすぃ〜はわたしから離れ、服を脱ぎだした。
脱ぐところをながめる。
「はい。脱ぎ終わったよ。」
黒い靴下だけの姿でわたしの前に仁王立ちになるよっすぃ〜。
端正な顔立ち。
首から肩にかけての流れるようなライン。
胸は普通かな。
腰からフトモモにかけてのラインがいやらしい。
「よっすぃ〜!」
わたしはまたよっすぃ〜に抱きついた。
「子供みたいだね。フフ。」
笑うよっすぃ〜。
「だって子供だもん。」
目の前にある乳首を吸う。


「んっ。」
上目使いによっすぃ〜の顔を見た。
少し唇をかんでいる。
(かわいい…)
乳首を吸いながら自分の目が笑うのがわかる。
舌で乳首を転がしたり、強く吸ってみたりする。
そのたびによっすぃ〜の体が小さく震える。
一度よっすぃ〜から離れる。
「よっすぃ〜、ウチな、よっすぃ〜のうなじが大好きやねん。今度はうなじ舐めさせて。」
「変な趣味だね。でもいいよ。」
よっすぃ〜は椅子に座った。
肩に手をおき、後ろからよっすぃ〜の首筋にキスする。
白くきれいなうなじ。
舌を出して下から上に舐め上げる。
「んんっ…」
うなじを舐めている間に胸を揉む。
乳首をつまむとよっすぃ〜の体が”ピクッ”と反応する。
そのまま手を下に持っていく。
茂みに指が触れる。
「加護ちゃん、そこは…」
わたしは秘部に中指をあて、下から上に撫で上げた。
「濡れてるよ、よっすぃ〜。」
「言わないで……」
艶っぽい声。


中指をゆっくりと膣に挿入する。
熱い。
「よっすぃ〜、ダイジョブ?」
「う…ん…」
うつろにこたえるよっすぃ〜。
「じゃ、もう一本くらい平気かな?」
「えっ?」
わたしは中指に加え人差し指も入れた。
「はっ!あぅ!ぅぅうん……」
よっすぃ〜の右腕がわたしの頭の後ろにまわる。
首筋を舐めながら指を動かす。
「か…ご…ちゃんの……ゆ…び…とっ…てもやわらか…い…よ…ふぁ……」
激しく指を出し入れする。
わたしの頭をおさえるよっすぃ〜の腕に力が入る。
指にまとわりつく粘液。
ピストン運動の速さを上げる。
「あくはぅぅぁあああ!!!」
膣内から指にいままで以上の力が加わる。
よっすぃ〜の体が反り返る。
しばらくしてよっすぃ〜はがっくりと椅子にもたれかかった。
ゆっくりと指を抜く。
手についた粘着液をティッシュでぬぐう。
脱力しているよっすぃ〜を見た。

(どうなるかな……?)


憧れの人……

ツアー先のホテル。
夕食を取り、自分の部屋に向かってトボトボと廊下を歩いていた。
「辻ちゃん!」
”ビクッ!”
後ろから突然抱きつかれた。
声で誰であるかはすぐにわかった。
「…えへへ。後藤さん、どうしたんですか?」
後藤さんから声をかけてくれるなんてすごく嬉しい。
顔が自然にゆるんでしまう。
「辻ちゃん、今から私の部屋に来ない?」
後ろから私の顔をのぞきこむ後藤さん。
「ハイ!いきます!」
わたしはすぐに返事をした。
ホントは少し眠いけど後藤さんとお話できるならそのくらいへっちゃらだ。
後藤さんと並んで歩く。
歩きながら横の後藤さんの顔をチラチラ見る。
「どうしたの?」
「なんでもないです。」
ちょっと恥ずかしくなって俯く。
しばらく歩いていて気がついた。
後藤さんは私の歩幅にあわせて歩いてくれてる。
なんて優しいんだろう。
さりげないその優しさに益々心惹かれていく。


”ガチャッ”
「さぁどうぞ。」
後藤さんがドアを開けてくれて、先に入るように促される。
部屋に入る。
薄暗い部屋の真ん中にベッドがうっすらと見えた。
パッと明るくなる。
後藤さんが蛍光灯のスイッチを入れてくれたんだ。
「辻ちゃん、ほら、そんなとこに突っ立ってないでベッドにでも座ってよ。」
「はい。」
わたしはベッドに座った。
「ジュース飲む?」
「はい。」
後藤さんが冷蔵庫から缶ジュースを取ってわたしに手渡してくれた。
わたしの横に座る後藤さん。
体が密着してる。
後藤さんの顔を見てみる。
こっちを見ないでまっすぐ壁を見てる。
「辻ちゃん。」
「はい?」
壁を見たままわたしに話しかける後藤さん。
さっきと雰囲気が違う。


「前ね、よっすぃ〜と私がしてるとこ見てたでしょ?」
「え?」
自分の顔が真顔になっていくのがわかった。
確かに見てた…あいちゃんと一緒に…
快楽を貪り合う二人の姿を……
後藤さんがわたしの両肩をガッチリとつかんだ。
手の缶ジュースが床に落ちる。
「辻ちゃん、私のことキライになった?」
ちょっと悲しそうな顔をしてる。
「キライになんてならないです…」
「ほんと?」
後藤さんは首を少しななめにした。
「ホントです!わたしは後藤さんのことが世界で一番好きなんですから!」
「うれしい。」
後藤さんに抱きしめられた。
(あいちゃんゴメンね…でもあいちゃんも悪いんだよ……)
「一緒にお風呂入ろう。」
耳元で後藤さんがささやく。
「はい…」
少し怖いけど後藤さんとなら……


服を脱ぐ。
後藤さんも服を脱いでる。
きれいな体に自然と目がいってしまう。
(おっきなおっぱいだなぁ……わたしのとはおおちがい……)
「ん?どうしたの?」
後藤さんがわたしの視線に気付いてこっちを見る。
「後藤さん…きれいです…」
口から思ったことが漏れた。
「…ありがとう…」
ちょっとはにかむ後藤さん。
「さあ、お風呂入ろうか!って言っても浴槽にお湯はってないからシャワーだけなんだけどね。」
「はい。」
後藤さんと一緒にバスルームに入る。
二人入るには少しせまい。
「ちょっとせまいね。」
「そうですね。」
お湯が入っていない浴槽に二人で入る。
二人とも立ったままでシャワーをあびる。
「辻ちゃん、体洗ってあげる。」
「え?いいんですか?」
「もちろんだよ。」
泡のたくさんついた後藤さんの手がわたしの胸にふれる。
くすぐったい。


「あは♪」
「ん?」
後藤さんがわたしの顔を見て首をかしげた。
「ちょっとくすぐったくて。」
そう言うと後藤さんはにっこり笑って、わたしの体全体に泡をつけてくれた。
胸から首、肩、腕、指先……
まんべんなくぬりたくられる。
一通りおわったら今度は後藤さんの番。
「次は後藤さんですよ。」
「うん。じゃ、おねがい。」
後藤さんの肩にふれる。
「ん…」
そこから腕、指先へ……
ふっくらとした腕だけど少し押すとかたさを感じる。
流れるような指先…
「後藤さん…指にキスしていいですか?」
「は?」
「ダメですか…?」
残念そうな顔をしてみた。
すると、
「いいよ。」
と後藤さん。
シャワーでつけたばかりの泡を流す。


後藤さんの指から流れ落ちる泡と水滴。
かがんで指に唇を近づける。
手の甲に軽くキス。
唇をつけたまま指先へ…
まずは人差し指。
根元から指先にかけてていねいに舐め上げる。
指全体を口にふくんで唾液をたっぷりとつける。
指の根元まで口にふくむと指先までゆっくりと吸い上げた。
口が指から離れる。
次は中指…
そして薬指、小指へ……
最後に親指をたんねんに舐め上げた。
「…辻ちゃん……」
後藤さんを見上げる。
おおきなおっぱいに輝く水滴。
おっぱいに自然と手が伸びる。
てのひらが後藤さんのおっぱいにふれた。
わたしの手からはみだすくらいのおっぱい。
柔らかい。
でもほどよい弾力。
わたしの指をやさしくはね返す。
たまらなくなってピンクの乳首に吸いついた。
「ふぁん…」
後藤さんの体が”ピクッ”と動く。


しばらく乳首に吸いついていた。
「辻ちゃん…赤ちゃんみたいだね……」
後藤さんは胸からわたしの頭を両手でおさえ、やさしくはなした。
「今度は辻ちゃんの番ね……」
後藤さんはシャワーでわたしの体についた泡を取り去った。
かがんでわたしに抱きつく後藤さん。
乳首を吸われる。
「ふぁ…」
声が漏れた。
後藤さんの指がわたしの局部にふれる。
裂け目に沿って指がはう。
「んっ…」
ガマンしようとしたけど自然に声が出てしまった。
「後藤さんも…」
そう言うと後藤さんはわたしの胸から顔をはなし、わたしと目の高さを同じにした。
指はまだ動いてる。
きもちいい……
後藤さんにもきもちよくなってほしい……
後藤さんの大事なところに手をのばす。
茂みの中にやわらかい感触。
「ン…」
中指を入れ、ゆっくり出し入れする。
体から流れ落ちる液体とは違う粘着液が指にまとわりつく。


後藤さんの指の動きがはげしくなってくる。
腰がひけてくる。
ガマンする。
でも指を動かし続けようとしても力が入らない。
「くぁぁぁぁぁぁん!!!」」
背筋を電流がかけぬける。
その感覚がなくなるとすぐに膝がおれるほどの脱力感。
「はぁはぁ……」
肩で息をしているのが自分でもわかる。
「気持ち良かった?」
後藤さんがわたしの頭をやさしくなでてくれた。
見上げるとにっこりと微笑んだ後藤さんの顔。
(わたしばっかりきもちよくなっちゃって……)
「後藤さん、今度は後藤さんがきもちよくなってください…」
後藤さんの秘部にすわりこんだまま指をはわせる。
裂け目を指でなぞりながら舌で襞を刺激する。
「あっ…ん……」
下から上に舐め上げ、突起を吸う。
「…う…ぁ……」
中指を膣内に入れ、ゆっくりと動かしはじめた。


舌を動かしながら指の出し入れを速くする。
「…つ…じちゃ…ん…」
後藤さんがわたしの名前を呼ぶ。
リズムを刻んで舌と指を動かし続けた。
「…ン…はぁぁぁぁぁあ!!!」
指が膣壁にきつくしめつけられる。
あふれだす愛液を口でうけとめる。
数秒して壁にもたれかかる後藤さん。
「はぁあぁぁ……」
お湯と快楽で桃色に上気した顔。
「つじちゃん…ありがと…きもちよかったよ…」
後藤さんはわたしを抱きしめてやさしく唇にキスしてくれた。


そのあと一通りシャワーをあびて、バスルームをでた。
「辻ちゃん、一緒に寝よ。」
「はい。」
後藤さんと一緒にベッドに入った。
「おやすみなさい。」
「おやすみ。」
目を閉じる後藤さん。
「後藤さん…」
「なに?」
「手、つないでいいですか?」
後藤さんは目を開けてやさしい笑顔でうなずいてくれた。
一本一本の指がからみあう。
再び目を閉じる後藤さん。
それを確認してわたしも目を閉じた。

大好きです…後藤さん……


Fin






第3章 飯田と石川

険しい表情でこちらをにらめつけている。
いつもは笑顔で接してくれてるのに…
「石川、どういうことなの?ちゃんと説明して!」
ソファーに座りながらテーブルを”ドンッ”と平手で叩く。
「説明…ですか。その前にまずゆっくりしましょう。」
私はいれたコーヒーをテーブルに置いて飯田さんの前に差し出した。
「どうぞ。」
飯田さんはカップを少し乱暴に口元にもっていった。
飲む瞬間をさりげなく確認する。
「加護から聞いたよ。どうしてそんなことするのさ!?」
カップをテーブルに置きながら私を睨みつける飯田さん。
その表情も好きだけど、笑った顔が一番素敵。
私は飯田さんの視線に笑顔で返した。
「石川、馬鹿にしてるの?」
「いえ、馬鹿になんかしていませんよ。」
「いいかげんにして!」
私の手首を突然掴む飯田さん。
そんなことしても動じませんよ。
嬉しいだけ。


「なんでニヤニヤしてられるの?おかしいよ。」
それは飯田さんがここに居てくれるからです。
「わけを話して!」
飯田さんは私の手首を掴んだ手に力を入れた。
痛い。
でもその痛みさえ心地良い…
こんな私、変かな?
「石川!」
ますます憤る飯田さん。
「飯田さん、落ち着いてください。」
無抵抗だった手首を少し動かす。
「あっ、ゴメン…」
飯田さんはすまなそうな顔をしながら手を離した。
「石川…お願いだからワケを話して。」
先程より幾分穏やかな表情で私に訴えかける飯田さん。
「理由…ですか…」
飯田さんから視線を外し、何も飾りの無い壁に目をやる。
理由…もうわかってるでしょ?
そんなこと今更聞かないでほしい…
気付いてないなら飯田さんはかなり鈍感。
鈍感でもそこまで鈍感じゃないでしょ?


「ワケ…なんてわかってるんじゃないですか?」
壁に視線を置いたままつぶやく。
「……」
無言の返答。
わかってるんですね。
飯田さんに視線を戻す。
下を向き、カップに口をつけている。
カップをテーブルに戻しても飯田さんは顔を上げなかった。
「な…んか…眠い…」
肘をテーブルにつき、手で額をおさえ頭を支えている。
そのままの状態で目だけで私を見る。
微笑でその訴えに返す。
「いしか…わ…なんか入れ…た…ね…」
鋭い眼光にも力が無い。
飯田さんはガックリとテーブルに倒れこんだ。
中身のほとんど無いカップが倒れる。
テーブルと飯田さんの服に少しコーヒーがにじんだ。
私はこぼれたコーヒーをふき取った。
「フフ…」


飯田さんの服を取り去り、ベッドに運んだ。
非力な私はかなりの労力を使った。
やっとのことでベッドに運ぶ。
ベッドに飯田さんの手足を縄で固定する。
傍で上から飯田さんの裸体を見下ろす。
「キレイ…」
思ったことがそのまま口から漏れた。
スラリと長く白い手足。
適度な大きさの胸。
くびれたウエスト。
大きなヒップ。
厚い唇にそっと唇を寄せる。
やわらかい…
頬に舌を這わせ、そのまま首へと流す。
飯田さんはぐっすり眠っていて起きる気配もない。
”大の字”になった飯田さんの肩から指先にかけて丁寧に舐める。
筋肉質かと思いきや、意外に細い上腕。
手首の縄が少し邪魔。
細くしなやかな指を一本一本丹念に舐め上げる。


腕を舐め終わり、今度は胸に触れた。
下から持ち上げる。
ほどよい弾力で手のひらを跳ね返してくる。
首筋に舌を這わせ、胸へなぞる。
やわらかい丘の頂点に突起を見つけた。
右胸の乳首を舌で転がしながら右手で左胸を揉む。
「ヂチュ…」
乳首に思いきり吸いつく。
舌触りがたまらなくていつまでも吸いついていたくなる。
しばらく乳首を赤ん坊のように吸っていた。
それに飽き、舌をお腹にもっていった。
へその周りを舐める。
次は脚を撫でた。
フトモモに手のひらをあて、ラインに沿って流す。
脂肪はそれほどついていないけど、筋肉質というわけでもない。
細くしなやかな脚線を舌でなぞる。
足の指を親指から一本一本舐める。
口に指を含むと根元から先にかけて一気に引き抜いた。


「う…ん…」
その声に飯田さんの顔を見た。
「えっ?なにこれ!?どうなってるの?」
起きてしまったようだ。
「石川!?」
私の顔を目を丸くしたまま見つめる飯田さん。
「んフフ…」
「石川!これってなに?冗談でしょ!?」
「冗談じゃありませんよ。」
私はもがく飯田さんを無視して秘部に指を這わせた。
「やめて!」
怖いものを見るような顔で私をにらめつけている。
無駄です。
私は飯田さんのお腹に柔道の押さえ込みのように乗った。
秘部に舌をあてる。
「石川!やめて!」
もがく飯田さん。
愛撫しづらいな。
でもかまわず突起を吸う。
「やっ…めて…」
言葉とは裏腹に膣からとめどなく溢れてくる愛液。


「飯田さん…濡れてますよ…」
飯田さんの顔に背を向けたままで笑う。
「いしかわ…やめ…て……おねがい……」
涙声になっている。
そんな飯田さんも見てみたかった。
飯田さんの全てを見たい。
飯田さんの全てが知りたいんです。
裂け目をゆっくりとなぞる。
指で粘着液をすくい取り、舐めてみる。
飯田さんも大分おとなしくなった。
中指を膣内へ挿入する。
「ふっぅうん…」
ゆっくりと出し入れする。
指全体に熱さを感じる。
突起を舌で刺激しながら指を激しく動かす。
「あっ…くぅ…」
イきそうなんですか?
「イってください!飯田さん!」
さらに激しく指を出し入れした。
「ふっ!くぅぅぅ!!!」


くいしばった喘ぎと共に飯田さんの背中が反り返る。
膣壁から指をきつく締め付けられる。
溢れ出る愛液を舌で受けとめる。
しばらく体が硬直した後、飯田さんはぐったりとベッドに体をあずけた。
「飯田さん…キレイです…」
私は呆然とする飯田さんにキスしようとした。
「イヤ!」
顔を背けられ、拒否された。
「早く縄ほどいてよ!」
言われた通りに縄をといた。
ベッドに腰掛け、私をにらめつける飯田さん。
数秒私に眼光を飛ばして、服を着始めた。
「帰る。」
服を全て身につけると飯田さんは部屋を出て行こうとした。
「待ってください!」
飯田さんの後ろから腰にしがみついた。
「離して!石川なんて大嫌い!」
「離しません!」
「離せよ!」
飯田さんは私を振り切って出て行ってしまった。
しばらく呆然としていた。

もうダメかな……


Fin
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