新性紀エヴァンゲリオン 第二話 シンジ、襲来
巨大な白い巨人がそこにあるすべてを見下ろしている。白い巨人が今見ているものは、自分が作ったLCLなのか、それとも今そこに戻る少年を見ているのか・・・・
「戻ってきたか」
突然LCLの中に現れる少年。
「水の使徒サキエルの力を応用してコレか、結構危なかったな」
シンジはディラックの海に何回か飲み込まれかけたのだ。
「余計なことをしている時間はないか、とっととはじめようか、リリス」
そのつぶやきとともに白い巨人の仮面が光り、銀髪の少年が転移する。そして次の瞬間には赤い目を持ち銀色の髪をした少年がいた場所はくだけちり、白い巨人の胴体に大きな衝撃が走る。
(さっき、電波妨害を始めたから父さんたちはこちらの情報がわからず、こっちに人をよこすはずだ。人が来るまでの時間は一分前後それまでにこいつを倒せれば・・・)
コレがシンジが考えたサードインパクトを起こさない方法のひとつ、リリスがなくなれば、計画には大きな問題点が何個もできるはず、リリスのダイレクトコピーであるレイを使えば補えるかもしれないが、しょせんはコピーなので、リリス無しにサードインパクトを起こすの難しいと考えたのだ。
(リリスの卵に集中攻撃をかけるか?)
シンジが手に入れた能力は使徒が持っているS2機関や、驚異的な再生能力、そしてディラックの海の制御、その応用が先ほどから行っている空間への直接攻撃である。この攻撃はA.T.フィールドの内側を攻撃することができるためA.T.フィールドを無視して攻撃でき、体内にあるS2機関そのものに攻撃できるという対使徒戦において驚異的な能力である。また応用の形のひとつとして先ほどのように一瞬にしてその場から離れる転移も行うことができる。
(コレで力がセーブされてるっていうんだからなぁ)
シンジの攻撃がエネルギーを転移させて攻撃してるのに対し、まったく動かない白い巨人は内側にある自分のエネルギーをたたきつけてくる。シンジのA.T.フィールドの強度では防ぐことができない。
(考えが甘かったか?)
すでにリリスの攻撃した回数はこの戦闘が始まってから三十秒で百回は超えてる。それに比べ、自分の攻撃は回数も十回近く、すべて急所に当たっているはずなのだががまったく効果がない。しかも先ほどから自分はリリスの攻撃を紙一重でよけるのが限界で一発でも当たれば死が決まる。
(力の絶対量が違いすぎる!)
シンジが現れた時刻の発令所
「ターミナルドグマにパターン青、使徒です!」
そのオペレーター、日向の絶叫を聞き、職員たちに少なくない動揺が走る。
「・・・すぐにモニターに出せ」
司令である碇 ゲンドウ、シンジの父に当たる人物が命令を出す。
「だめです、ターミナルドグマの機器はすべて作動してません!目標をロストしました!」
長髪の男性オペレーター青葉の絶望的な叫びを聞き、副司令である初老の男性冬月は
「赤木博士、MAGIの回答は?」
「賛成1反対2でターミナルドグマへの保安部の派遣を可決しました。50秒もあればターミナルドグマにつくことができます。」
聞かれて技術部の責任者である金髪の女性赤木リツコがすぐに応える。
「すぐに保安部に命令を出せ、MAGIはほかにはどんなことを言っている?」
「賛成2反対1で本部の自爆は否決、賛成2反対1でターミナルドグマにおける問題を現在進行中の使徒よりも優先事項とすることが可決されました」
いまは自衛隊に進行中の使徒に対しての権限が与えられている、そのため、司令のゲンドウと副司令の冬月は司令席ではなく、オペレーターたちの近くに座っている。
「いまから、ネルフはターミナルドグマにおける問題を第一優先とする」
「碇君、今の権限は我々にある。勝手なまねはやめてもらおうか」
司令席に座る国連軍の将官たちが文句を言うが、ゲンドウは特に問題にはせず
「では、ネルフの危機管理法に基づき、コード233を実行します。今からこの件については我々に権限が移ります。」
「なんだと、まだN2兵器も使ってないのだぞ、そんな勝手なまねは」
「すでにコード233を実行したのです。あなた方にはすでに何の権限もない」
「君たちなら倒せるというのか?ミサイルも利かない化け物を!」
怒りの声を発し、ゲンドウを威嚇する将官たち、さながら小動物を思わせる。
「ご心配なく、そのためのネルフです」
「くっ、き、期待しているよ」
苦々しそうにそれだけいうと国連の将官たちはそこを去っていく。去ったと同時に
「保安部がターミナルドグマにつきました」
(くそ、そろそろ一分たつな、もう行かなければ・・・・)
リリスより生まれし使徒ではないシンジだからこそリリスと接触し、倒すことも可能なのだが実力に差がありすぎる。
(それに、早くしないと僕と葛城さんが接触してしまう、ここが引き時か・・・)
いつの間にか、シンジはミサトのことを初対面の時と同じ呼び方で呼んでいた、この間見たミサトの自分への気持ちのせいだろう。
シンジがディラックの海の力を使い、自分が今いるはずの場所へと向かった。
そして転移すると同時にネルフの保安部が駆けつけた。
「ターミナルドグマにはなにもいなかったそうですが、何箇所か破壊された後が残っていたそうです。先ほどターミナルドグマに向かった職員はすでに始末しました。」
「ご苦労」
ネルフのトップ3である、ゲンドウ、冬月、リツコが司令席でほかには音が漏れないように話しをしている。
「MAGIは賛成2反対1で現在進行中の使徒の迎撃を優先することを可決しました」
リツコがその言葉を言い終わってから、数秒たち
「第三新東京市駅近くで新たにパターン青、その近辺で電波妨害がおき、目標をロストしました!」
童顔の女性オペレーター伊吹 マヤが叫ぶ。
「失礼してMAGIのほうに行きます」
いうよりも早く歩き始めるリツコを見ながら冬月がつぶやく。
「今回のことは、どうなっとるんだ、使徒の同時進行か、それともアダムが・・・いや、もしかしたら老人たちの悪巧みか・・・」
「老人たちがやったということはないだろう、彼らの目的を達成するためには、今、使徒とアダムが接触するのはまずいはずだ」
「となると死海文書にも載ってないイレギュラーか、パターン青を駅の近くで観測したことを考えるとアダムだとは考えにくいな、となると使徒の同時進行。まともに起動するエヴァもなく、パイロットも重症のが一人、パイロットになれる可能性があるシンジ君はここにいなく、二号機とパイロットもドイツ、そして二体の使徒か、絶望的だな・・・」
「・・・・・・・・・・・」
冬月の言葉にゲンドウは何も返さなかったが、一筋の汗がゲンドウの顔をぬらした・・・・
シンジが現れた時刻のドイツ支部
(どくん)
シンジが現れた時刻にドイツ支部で封印されているアダムが脈打ったことを知るものは誰もいなかった・・・・
僕がいる、これは間違いない。いや、正確には僕の姿をした何かがいる。僕の目の前に銀色の髪と赤い目をした少年がたっている。それだけでも驚いただろう、何せさっきまで何もなかった場所に突然現れたのだから、だが少年、碇 シンジが驚いてるのはそれだけではなかった、自分と同じ姿をしているのだ。
(コレは夢なのかな、あんな化け物もいるし・・・)
「残念だが夢ではないし、時間もないからろくな説明はできない」
自分の心の中での言葉に応えられ驚くシンジ
「なに、驚くことはないよ。僕は人の心を読むことができるし、君のことはある意味誰よりもよく知っている」
自分と同じ声で意味のわからないことを言われる、こんなことは普通はないことで、普通にないことがおこれば普通の人間はパニックになる。
「き、君は誰なの」
この場所が安全かどうかも忘れ、疑問をぶつける。
「君の成れの果てさ、反逆の天使とでも呼んでもらえれば結構だが君と話す時間はあまりない。今すぐ『部屋』の中に入ってもらわなければならない」
そういって銀髪の少年がシンジにふれる、そして数秒後シンジの体は倒れ、銀髪の少年に倒れ掛かり、そして消えた。シンジの体が消えると同時に銀髪の少年は黒い髪と黒い瞳を持つ少年へと変化した。
「コレで使徒としての反応はでないはずだな、リリンの体になったわけだから」
そしてもう一度銀髪になる。それと同時に辺りいったいのものがすべて破壊される。
「使徒の力を使う時には戻ってしまうか、それでも心や残留思念は見えるみたいだし、戦闘能力がなくなるだけですむみたいだな」
シンジのつぶやきとともタイヤが道路とこすれるような音を立てて車が現れた。
(道具はもう少し大事に扱ったほうがいいですよ、そんなだから僕もアスカも壊れちゃったんだ)
「ごめん、シンジ君、待った?」
「葛城さん・・・・」
自分のことを道具として扱った自分のにくい相手を見る。
「事情を説明してる暇はないわ、早く乗って」
彼女を壊すのはもっと後だ、そう思いながらシンジは車に乗った。
それからはシンジは歴史道理に行動した、何時までも葛城さんと呼ぶ以外は、ミサトさんとはもう二度と呼ばないと決めていた。
そして当然歴史道理に道に迷い、赤木博士が来て、エヴァのとこまで来た。
「シンジ、久しぶりだな」
「確かに久しぶりだね、僕は会いたいとは思っていなかったけど、何で僕のことをよんだの。僕と感動の親子の対面をしたくて呼んだんじゃないでしょ」
シンジの言葉を聞き、ゲンドウが応える。
「お前はコレに乗ってあの化け物、使徒と戦うためにここに呼ばれたのだ」
三年ぶりの親子の対面とは思えない様子に唖然とするネルフ職員
(やっぱあの父親にしてあの子ありってとこかしら)
(かわいげのない子ね、ネコのほうがましだわ)
(ユイ君に顔が似てる分残念だな)
シンジにはミサトとリツコ、冬月が思っていることが頭の中に入ってくる。だがそんなことは別段気にしない、壊す予定のものにいちいちかまってられるほど暇ではない。
「給料はいくら?」
次のシンジのセリフは常識ではありえない質問だった。
「ちょっとシンジ君、給料って」
あわててミサトがシンジの方に行くが
「何か変なことをいいましたか、先ほどこの機関の説明を見ましたが皆さんは世界を救うということをボランティアではなく給料をもらってやってるんでしょ」
「うぐ」
反論できないミサト
「さらにいうとすれば僕が死ぬ確立は皆さんよりも高いわけですから給料は高いんでしょうねぇ」
「いくらほしい?」
「し、司令」
ゲンドウの言葉にミサトが何か言いたそうにするがシンジもゲンドウもミサトのことは無視し
「あの化け物を一匹倒すごとに十億、後は月給一億で結構ですよ」
法外な値段に唖然とするネルフ職員だがゲンドウは別に気にもせず
「ほかに条件はないのだな?」
「ああ、もうひとつ、できるだけ母親の棺桶には入りたくないんでこの、エヴァンゲリオンでしたっけ?コレに乗っての訓練はできる限り少なくすること」
シンジのセリフにリツコ、冬月、そしてもちろんゲンドウは動揺を隠し切れない、シンジが知っているはずがないと思っていたからだ。
「何を驚いてるんです?父さん、僕はあれを見てたんですよ、当然知ってます。あとは僕への監視はつけないこと、万が一にも監視をつけた場合は今後協力はしません、モニターするのもです。僕が気づく筈がないと思ってるのかもしれませんが、今日僕を監視していた人が五人いたことには気づいてましたよ」
また驚く三人、監視させていた人数は確かに五人、さらにはあのことを覚えていたとは・・・・
「あとは戦闘では僕の独断で動かせてもらいます、僕が納得のいく作戦を立てることのできる人がいるならその作戦に従いますが、条件はこんなものです」
シンジの言葉に作戦部責任者であるミサトがこちらをにらみつけているのはわかっていたが無視した。
「いいだろう、その条件を許可しよう」
「ありがとう、それじゃあ乗りますか」
「ちょっとシンジ君、作戦はともかく、レクチャーくらいは受けないと動かせないわよ」
あわててシンジにレクチャーを施すようにリツコにいうがそれよりも早くシンジはエントリープラグにたどり着いた。
「じゃ、早く出撃させてください」
「仕方ないわね、マヤ、一人で出撃準備はできるわね、私はシンジ君に画面でレクチャーするから」
「は、はい」
そんなマヤを見て微笑むシンジ、おそらく自分のことを少しでも考えてくれていた数少ない人間のうちの一人である心優しい人に再び出会い、シンジは久しぶりの喜びを感じていた。そしてその両隣のオペレーターを見て再び微笑む、日向 マコトと青葉 シゲルは自分のことを案じてくれていた数少ない人たちだ。ちなみにレクチャーは完璧に聞き流してた。
「しかし、落ち着いてるわね、LCLが入ってもぜんぜんあわてないし(鈍いのかしら)」
「本当ね、自分が死ぬかもしれないとわかってるのかしら(愚か者ね)」
ミサトとリツコの声と心を感じ取れる。
「エヴァ初号機発進」
その声とともにシンジは二回目の第三使徒戦に挑む、そして突然銀髪になるシンジ
「パイロットをモニターできません(大丈夫かしら、あの子)」
マヤの叫びと心配する心を感じる。
「通信はできるんでしょ、なら大丈夫よ。(死ななければどうなったていいわ)」
リツコの心も感じる。急速にかかるGから解き放たれ
「シンジ君、今は歩くことだけを考えて」
急速に上がるシンクロ率
「シンクロ率急上昇・・・計測できなくなりました」
今のシンクロ率がばれてはまずい
「まさか暴走?」
そんなはずがない、コレは僕の力だ
「いえ、暴走ではないようです」
放たれる初号機、放たれるとともに跳び、一瞬にして使徒のところに行き、強力なパンチを放つ、それで終わるはずだった、だが・・・
(なんだ、これは・・・僕のコアと使徒のコアが共振している?)
そしてシンジは使徒の心と向き合う・・・・・・
「あなたは誰?」
何もないそれでいながらすべてがあるような不思議な空間にシンジはいた、そしてそこにいるもう一人の女性が誰かを問う。
「私の名前はエコー、水の使徒サキエルのコア」
この空間は知っている、エヴァに溶け込んだ時の場所と同じだ。青い髪をした賢そうな女性、エコーと名乗った彼女に再び問う。
「なぜ、僕と君がこうやって接触してるか君にはわかる?」
自分よりは明らかに知識があるように見える女性は答える。
「おそらくは私とあなたの共振が原因でしょう、普通は接触できないはずですから」
いまいち説明不足な気もしたがこちらが疑問を投げかける前に彼女が聞いてきた。
「あなたのほうこそいったい何者です、まるで反乱の天使と初まりの天使が混ざったような気を持つあなたは?」
「そうだね、僕はこの世界の覇者になるつもりだよ、天使をも従える魔王にね」
不敵に笑いながら言うシンジをみてエコーは身震いしながらも質問を続ける。
「あ、あなたはそれならあのルシフェルだというの、アダムが倒したはずなのに・・・」
「君の質問に答える必要はないな」
シンジはそう答えると突然エコーに触れる。それと同時にエコーが纏っていた青い服が消える。
「なっ」
恥ずかしがり、あわてて体を隠そうとするエコー、だが・・・
「体が動かない、一体何をしたの」
「別に何も。ただ僕のほうが精神力が強いから精神世界であるここでは僕の思うようにしかならないと言うことだろう」
「私をどうするつもり?」
「使徒というのは本当に常識がないな、裸になってやることなんて決まってるだろう?」
そういうシンジもいつの間にか裸になっている。ここは精神世界なので姿は簡単に変えることができる。そうしてシンジは唐突にエコーの胸を弄る。
「なっ、やめ」
あまり大きいとは言い難いが、形のいい胸がシンジの手の動きによって形を変える。
「やめてほしいなら、抵抗したらどうです。別に僕は今は精神支配も何もかけてませんよ」
そういいながら徐々に起ち始めてる乳首をひねる。
「ひゃあう」
喘ぎ声をあげ、倒れこむエコー
「あなたは淫乱だから、だから何の抵抗もできずにいるんでしょう。本当はあなたが望んでいることなんだから。」
「ち、ちがう」
「何が違うって言うんです?」
シンジはそういうと左手でエコーの胸を弄りながら、右手をエコーの秘所に持っていく。
「あん、そ、そこは」
シンジの手の動きにあわせて、体をくねらせるエコーだんだん顔が赤くなってきてるが、それは決して羞恥心だけから来るものではなく、体の興奮にあわせて赤くなってきている。
「気持ちいいでしょう?精神体とはいえ、シンクロしてるんですからね。体が感じるのと同じ感覚を味わっているはずですよ。」
そういいながらもシンジは両手を休めようとはしない。そしてエコーもシンジが手を休めない限り、喘ぎ声を上げ、体を反応させる。
「はうっ、はっ、はぁ、やめなさい、はっ」
「おや、本当にやめていいんですか?」
「やめていいに決まって・・・」
「ふうん、じゃあここからあふれてるものは何なんです?」
そういってシンジはエコーの秘所に指を入れて動かす。
「ああぅ、お願い、はっ、はう、お願いだから、やめてっ」
シンジの指の動きにあわせて喘ぎ声をあげながらもエコーはシンジに許しを請う。
「もしかして・・・・・・・処女ですか?」
シンジが父親譲りのニヤリ笑いを浮かべながら聞くと、エコーの体が一瞬こわばる。
「まあ、あんな化け物じみた体をしてれば無理もないよなぁ。安心していいよ、僕が君の処女をもらってあげるから。」
「なっ、そ、それだけはやめて」
いつもはおそらく冷静であるはずの仮面を捨て、必死にシンジに向かってお願いする。だがそんなものはシンジにとっては処女に振りかけられるスパイスでしかなく
「まあ、これだけ濡れてれば入れても痛くないでしょ。」
そう言うと、自分の肉棒を秘書にあて・・・
「お願い、おねがいっっっ」
一気に貫く。
「ひぎゃあ、痛い、痛い、お願い、やめて―――」
腰をできる限り早く動かすシンジ、当然処女にそんなことをすれば、その痛みは強烈で・・・
「ふふふ、そんなに喜んでくれてうれしいですよ。僕も処女とやるのは初めてなんですが、結構大丈夫みたいですね。」
「いやぁぁ、おねがいぃぃぃぃ、やめて、痛いの――――」
「だからサービスしてあげます」
「ふえっ」
突然訪れる自分の体の変化にエコーはついていけず
「ああぅ、いいっっ、すごいっっっ、気持ちいいぃぃぃぃ」
シンジは快楽のみを味わえるように、精神を支配する。シンジの腰の動きに応えるように、エコーも腰を振り始め、快楽を貪ろうとする。
「ひゃあぁぁ、いいっん、気持ちいいよぉぉぉぉ」
エコーが腰を振るたびにエコーの胸や髪が上下にゆれ
「ふふふ、追加サービスです。」
そういいながらシンジの股間からは何かが生え始め、エコーのもう一つの穴に当たる。
「ふ、ふぁ」
もはや自分の何処に何が当たってるのかもわからず、それが快楽を与えるものだと言うことを直感で悟り、自分からその穴にそのものが入りやすいように動く。
「素直ですね。最初からそうしてればよかったのに」
腰をさらに早く動かすシンジ
「ひやぁぁぁ、いいいっっっっっ」
もう片方の穴からも来る快楽にエコーは狂い
「さてと、でも自分から僕への奴隷になってほしいよなぁ」
自分の中に生まれた新しい欲、支配欲を満たそうとするシンジ
「はあっ、はあぁぁん、もっとぉぉ」
ただ快楽に溺れたペットなどはべつに欲しくはない、なら・・・・
「いいっ、あつっ、痛いぃぃぃぃ―――」
突然快楽は痛みに変わる。苦悶の声をあげるエコー、だがシンジはさらに腰の動きを早め
「ひぎやぁぁぁ、いやぁぁぁぁ、痛いぃぃぃ、やめて―――――」
シンジから逃れるように体を動かすが、それは余計痛みを増す行動で・・・
「痛いっっっ、死んじゃうぅぅぅ」
その悲鳴を聞きシンジが微笑む
「別の意味で死んじゃうと叫び始めるかもね」
そんな言葉はもはやエコーの耳にははいらず、再び体に変化が起きる。
「ふぇ、ふああぁぁ、気持ちいいぃぃ」
その反応を見て微笑みながら、エコーの胸を強い力で弄る。ここまで力を込めれば普通は痛がるだろうが、快楽しか感じない体には強い快楽しか感じず
「もっとぉぉぉ、もっとつよく弄って――」
自分から求め始めたエコーを見て、また体を変える。痛みしか感じない体に・・・・
「いたいぃぃ―――、やめてぇぇぇ―――」
先ほどまで自分の体を気持ちよくしていたものが、突然痛みを感じさせるものに変わる。その感覚は普通に痛みを感じるよりも強く感じ・・・・
「ああっ、きもちいいぃ、もっとぉぉぉ」
そして痛みから快楽へと変わったときは普通では味わえない快楽を味わい、そのたびに絶頂を迎える。
「いたいのぉぉぉ、おねがいぃぃぃ、もうっ、ゆるしてぇぇぇ」
「気持ちいいぃぃ、もっと強くぅぅぅぅ、深くさしてぇぇぇ」
苦悶と快楽の声を上げ続けるエコー、快楽に変わるたびに絶頂を向かえ、激しく体を震わせる。髪を振り乱し、胸はシンジの手の中で自由に形を変える。
「もっと、おねがい、つよくしてぇぇ」
もはや体力も尽きたのか、小さな細い声でおねだりしてくるエコーを見て笑う。父親譲りの笑みを浮かべ
「どっちを選ぶ?」
「ふえぇ」
何を選べばいいかもわからない馬鹿に教えてやる。
「僕に忠誠を近い最高の快楽を手にするか、僕に仕えず最高の痛みを味わうか、どちらかだよ、もしくは・・・・・・・」
シンジの沈黙を不安そうなまなざしで見るエコー、シンジが言葉を続ける前に選択する。
「私はあなたに忠誠を誓います、だから気持ちよくしてくださいぃぃぃ」
すべてをかなぐり捨て快楽にもまれるエコーを見て侮辱のまなざしでみる。堕ちた天使を・・・・・
「しょせんは僕のおもちゃにしかなりませんか。まあ、いいですよ、快楽は与えてあげます。」
そういいながら、今日最高の速度でピストン運動を開始する。
「あああぁぁぁぁ、いいぃぃぃ、イキます、イッちゃいますぅぅぅ」
そして絶頂を迎えたおもちゃを見てシンジはため息をつくのであった。
突然使徒の姿が消えたため、初号機はしばらくその場で待機ということになった。
「まったく、みんなの目は節穴だよなぁ、ちゃんとここにいるのに。なあ、エコー」
自分の股間に顔をうずめ、ひたすら自分のものをなめ続ける天使、いや、元天使であり、今の肉体はリリンになったものに問いかける。
「はい、ご主人様の言うとおりです。」
おとなしく返事をする女性を見て、シンジは考える。
(体をリリンにしてのサルベージも可能か、意外と楽かもな)
そんなことを考えながら、シンジは奉仕に身をゆだねていた。
LCLの海の世界
「どうしようかなぁ、『海』の力が使えないとなると、今この世界で残ってる力は・・・・・」
すべてを封じたような黒い目、何か負を吸い込んだかのような黒い長髪の少女は考える。
「『槍』くらいなものかしら・・・・・・」
そうつぶやくと、南に飛び始める。南、南に・・・・・・・・
「待っててくださいね、ルシフェル様。」
少女はつぶやき、世界の中心へと消えた・・・・・・・・
次回予告 歴史道理、ミサトと同棲(?)することになってしまったシンジ、再びあの腐界に足を踏み入れることができるのか、LCLの海の少女は何が目的なのか、作者が嫌っているミサトはどんな扱いを受けるのか?
次回「知らない腐界」さあーて、次回はあたしでサービスサービス。
作者後書きのようなもの・・・Hシーンが少ないですがこれはいつものことなので、気にしない(爆)それよりも、問題はシリアス部分が多すぎると言うこと・・・・・これでも削ったんですけどね。まあ次回からはシリアス部分がかなり消えるので多少安心してください。っていうかLCLの世界にいるあの少女は誰なんでしょう(爆)。勢いで登場させてしまったけど・・・・・・・・・