ブギーポップ・エクスタシー  快楽の魔王  イントロダクション

 

人の中には快楽を求める心が必ずあるものだ   ―――霧間誠一 <屍の宴>

 

今、俺の周りにはたくさんの裸の女がいる、あるものは跪き俺のどんな部分でも触れたいのか舌でなめ続ける、またある女は俺の体に胸を押し付け胸を動かすことによって快楽を得ようとしている、そしてもちろん俺の下半身の上に跨って喘いでいる女もいるというわけだ。常識で考えれば異常な光景といえるだろう。だが俺にとってはいつもの何の変哲もない一日に過ぎない。

「ああっ、いいっ、もっと」

俺が腰を少し動かすだけでよがる俺の下半身に跨っている女、織機 綺を見る。少し茶色がかった色の髪を中途半端に伸ばした女で昔は感情などほとんど表に出さなかったが今は常に喜びの感情を体中であらわしているような女になっている。

「お願いします、もっと、もっと激しく突いてください」

いつもは伏し目がちでそれでいながら大きい印象を受ける黒い瞳をうつろにして俺におねだりしてくる綺を見て俺は面白そうにに笑いながら言った。

「綺、正樹と俺とどちらが好きだ?」

正樹というのは俺に仕えるこの奴隷の恋人の名前だ、いや元恋人というのが正確か。

「そ、そんなこと、あうっ、決まってます、はうっ、あっ、ご主人様だけが私の好きなお方です」

下半身が繋がったままであるため、喘ぎ声も上げながらもいつもは白い美しい肌をしている綺は赤くなった顔でさも当然といった感じでそう答える。もちろん、赤くなってるのは恥ずかしいのが原因ではないだろう。

「そうか、よく答えたな、褒美をやろう」

「ひあ、はっ、はい、ありがとうございます、くんっ、ご主人様」

綺がそう言い終るのと同時に俺はピストン運動を早める。

「あっ、あっ、、あっ、あう、ひゃう」

俺のものが出入りするたびに喘ぎ声を上げる綺をある意味でかわいく思う。この女は俺の奴隷の中でも最高の体と顔を持った一人だろう、その綺が喘ぎ声を上げるのをかわいく思う。そう、まるでペットをかわいがる飼い主の気分だ。もう少しかわいがってやるか。

「ひゃう、ご、ご主人様?」

俺の指が綺のアナルに触れると綺は疑問と期待を持ったような眼差しでこちらを見る。

「気にせず腰でも振ってろ」

「はっ、は、ひゃうん」

言われて腰を振り始める綺のアナルに指を入れる。

「ああぅ、お尻がいいぃ」

指を動かし始めるとその指の動きと俺の腰の動きに合わせて喘ぎ声を上げ続ける。

「あっ、あっ、あっ、あっ」

腰の動きと指の動きを早め、綺を絶頂へと導く。

「ああっ、もうっ、もうイキます、ご主人さまぁ、イっていいですか、はうっ」

俺のほうを見つめ許可を求める奴隷を見ながら許しを与える。

「イっていいぞ、綺」

そういいながらさらにピストンの速度を上げる。

「イク、イクッ、イッちゃう―――」

あまり長くはない髪を振り乱しながら綺はイッタ。

「さてと次は誰がやりたい?」

放心した状態の綺から肉棒を引き抜きながらそう問うと、そこにいるすべての女が群がってくる。今俺がいるのはこんな状況だ。

んっ、何でこうなったか知りたいって?

まあそれには俺の能力を説明しなければならないだろう。俺の能力はわかりやすく説明するとスプーキーEが持っていた能力や飛鳥井 仁の『草花』の能力に似てる。俺には人間の心を見ることができる、そしてその心を書き換えることも可能な能力というわけだ。ここで重要なのはスプーキーEが持っていた能力のように性格が壊れることもなければ、飛鳥井の能力のように時間がたてば戻るということもない。心の本質を入れ替えるのが俺の能力だからだ。例えば人間が第一優先に扱うこととして『生きる』という事があげられるだろう。それをもともと持っている感情や考えと入れ替えられるのが俺の能力というわけだ。この能力の厄介なところは新しい感情を植えつけてそれともともとの本質を入れ替えることができないというところにある。まあ、そうして入れ替えて例えば『生きる』という本質を『俺への従属』に変えれば普通の人間が生きるのと同じくらい常識的な行動として俺に服従するようになるというわけだ。まあ、『俺への従属』という考えを持たせるのがなかなか大変なんだがね。

まあ、どのようにしてここにいる女達を堕としたかは今度の機会に話すとしよう。

さてと次はどの女にするかな、んっ、一人極端に興奮している女がいるな・・・・あの奴隷は新刻 敬か、こいつは根がまじめだっただけに今ではこの俺の一番の虜だ。次はあいつにしてやるか。

「敬、来い」

「あっ、はい、ご主人様」

童顔で背の低い敬がこちらに走り寄ってくる。

「準備はできてるみたいだな」

「あんっ、いいっ」

 彼女の秘所を触るとすでに濡れていた。濡れているというよりもあふれているという方が正しいだろうが。

「さてと挿入してやるよ、敬、足を開け」

「はいっ、ご主人様」

うれしそうな笑みを浮かべ足を開く敬、その中にすぐに挿入してはやらずに入り口で少しじらす。すでに我慢の限界だったらしい敬は俺の肉棒に自分の性器を擦り付けてくる。

「ご主人さまぁ、焦らさないでください、お願いしますからすぐに入れてください」

おねだりする敬に冷たく言い放つ。

「何処に何を入れてどうして欲しいんだ?」

その俺の意地の悪い質問に敬は即答した、当然だろう、俺からの質問や命令は絶対なのだから。

「私のいやらしいオマ○コにご主人様のたくましい肉棒をいれてかき混ぜてグチョグチョにしてください」

言うだけでも快楽を得られるのか、敬の秘所からは愛液がさらに流れ始めてきている。顔も赤くして興奮しながらおねだりする敬に非常にそそられ、もう少しいじめる予定だったが、希望道理入れてやることにした。

「ああっ、すごいっ、いいっ、もっと、もっと」

入れてまだ腰も動かしていないのに喘ぎ声を上げながら自分で腰を動かし始めている。相変わらずの淫乱だ。

「ひゃう、すごいぃ、もうイッちゃうー」

一突きしただけでそんなことを言う敬の腰をしっかりつかみ

「まだまだいけるだろ?もっとやってやるよ」

「ああっ、ありがとうござ、ああああっ、ひゃうぅん、すごいぃー」

俺は敬のことを突き上げながらその向こうに一人の女がいることに気づいた。

(俺はイマジネーターというわけか、だがな今のお前ならもはや俺の存在を敵とはいえないだろうな、そうだろうブギーポップ?)

絶頂を迎えつつあるらしい敬の向こうにいる俺の奴隷である宮下 籐花を自嘲的な笑みを浮かべながら俺は見つめていた。

 

第一話「奴隷の資格」に続くかもしれない

 

 

 

作者後書きのようなもの

この作品は続きません。まあ続くかもしれないけど適当に気分で書きます。続くとしたら最初のキャラは瀬川 風見(スワロゥバード)かな。今回の話はプロローグみたいなものなので僕が書く18禁の中でもかなりHシーンが少ないですが次回から増える予定。まあ、この文を読んでる人自体が少なくて期待もされてないだろうから誰にも迷惑かけないのでいいかなと思っているんですが。最後に一言、新性紀エヴァンゲリオンの作者が誰だと聞いてくる方がチャットでたまにいますがこの僕Cipherが作者です。世界共通の敵とか書いてありますが別に犯罪者とか言うわけではないのでご安心ください。ではまた今度ってここまで読んでる人絶対いないよな、こんな駄文・・・・・

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