「ありがとう。これだけあれば、かなりの研究ができるわっ!」
目の前に山積となった古代樹の枝の束を前に、わたしは目の前の男に言った。
「そんなに苦労したもんでもないさ。エルフに取って来てもらってるからな」
ふーん、そうか。またセレシアに会いに行ったんだ。それはそれはまた楽しんできたでしょうね。
「それじゃ、報酬を払わなくちゃいけないわね……」
「当たり前だ……と言いたいが、なんか割り切れないもんがあるが……」
「なに言ってるの。こんな最高の女性にあんなこと……光栄に思いなさいよ」
そう。わたしはあなたにとって最高の女性……牝奴隷なのよ。わたし、アイラは……。
「じゃーんこれが、今度新しく入荷した魔法品でーす」
目の前には何の変哲もないミスリル銀の肱かけ椅子。
「なんだ、また椅子か。今度はなんだ、踊りだす椅子か?」
「まあ見ていて」
そう言うと、アイラはひんやりと冷たい椅子に座る。
「それじゃ、さっきの呪文で、ねっ」
「ああ、わかった……」
リウイが呪文を唱える。
それを受けた椅子が激しく変形をした。肘かけがふたつに分かれ、手首を拘束して頭の上にまで移動する。残った部分は足首を固定すると、アイラの股を大きく割り裂いた。全体的にリクライニングして、拘束していることを除けばベッドと変わりがない。
「ふーん。なかなかおもしろい格好になったな、アイラ」
「うん。これはカストゥール王国の成人玩具で、女の隠したい部分を完全に晒し、どんなことがあっても逆らえないようになっていて……」
ああ、リウイさまはにやにやと、わたしの格好を見て嘲笑ってくれている。
倉庫代わりに使っているこの部屋に来る前に、いつもの服装から貫頭衣に着替えている。下になにも着けていないので大きくまくれあがった裾からはわたしのオマンコやアヌスがさらけだされている。
「おや、濡れているな。いやらしいな、アイラは。たかだか拘束されただけでこんなにも濡らして」
「ああ……申し訳ありません、リウイさま。リウイさまに、見ていただけると思っただけで、わたしはこんなにも濡らしてしまいました……」
「嘘つけ! また、いつものように新しい魔法品に興奮して濡らしている魔法品フェチだろうがっ!」
そう言うと、剥きだしとなっているオマンコを荒々しく抉りたてる。
ああ……そう、そうです。わたしはリウイさまに見られるだけではなく、魔法品を見るだけで股間を濡らしてしまう変態魔法品フェチなんです。だからこそ、魔術師ギルドにいるだけでわたしは毎日が絶頂と悦楽の日々だったのです。
そんなわたしに気づいて、さらなる快楽を与えてくれたのがわたしの大切なリウイだった。わたしがまだ初潮がなく、リウイにしても精通もないときからリウイはわたしを激しく責め、わたしもそれに歓喜の涙を流したモノだった。
「あふぅんっ、ああ……リ、リウイさまぁ~。申し訳ありません。この牝奴隷めははしたなくも、変態魔法品フェチで濡らしてしま、ました。ど、どうかリウイさまの手で懲らしめて、く、くださいませっ」
火照った身体をもてあまし、リウイに懇願をした。
「じゃあ、まずはこれからいきますか」
リウイは部屋の隅に置かれている物置から大小のバイブレーターを取り出した。
呪文を唱えると、大きいバイブが妖しく蠢く。
「お仕置きだから、まだオマンコなどにはやらない。まずはここからだな」
そう言うと、リウイはバイブの先端で唇の端をなぞった。
わたしは薄く開いた唇から舌をのぞかせバイブの先端にからめる。バイブからは、何度となく自分のなかで暴れた、しょっぱい味がした。いつもそれで気をやらせられると、拭わせずに陵辱の痕を残したまま、今みたいにプレイの前に舌で清めさせられるのだ。
表面の白い汚れを舌先に移し、口のなかで唾液に混ぜて飲み込む。そのたびに喉がカァッと熱くなった。それがわたしがリウイさまに弄ばれる始まりの儀式でもあった。
「ふふふっ。よくからめろよ。前からかなりたっているから、ガビガビに乾いて埃まみれだ。そんなもので突っ込まれたくないだろう?」
「プハァッ。は、はい……リウイさま。ちゃんと綺麗にいたします。です、から……お願いです。早く、早くわたしのオ、オマンコに……」
「まだダメだ。次はここかな」
唇に突きつけたバイブをアゴからノド。胸のまわりを這いまわった。ゆっくりとかすかに触れるバイブの振動が身体の炎をより燃えあがらせていく。
「こんなに、乳首を立たせて……そんな淫乱な乳首はこうだ」
「えっ? ア、ヒイィッー。か、感じますぅー。い、いいーっ」
バイブの先端が力強く乳首の先端をこねまわす。乳首が弾かれるたびに快感が電流となって頭に響く。
「い、いいですぅー。あっ、ああっ……もっと、もっとアイラのいやらしい、乳首……乳首をいじめてぇ!」
「そろそろ感じはじめたか。じゃあ、ダメだ」
リウイはそう言うと、バイブの先端を再び乳房の谷間へと這わせていく。
「ああっ……そんなぁ……。お、お願いです。もっと、もっとバ、バイブを……乳首が切ないの……じんじんくるのっ!」
「やかましい口だな。これでも咥えてろ」
そう言うと、リウイはわたしの顔を上向きにするとノドの奥までそのたくましいペニスを突きこんだ。そのたくましさに加え、かなりの長さがある。そのためにその先端はノドの中にまで届く。
ノドを詰められ息苦しさを感じると同時にリウイさまのペニスが放つ熱に口腔やノドが激しく疼く。
「おおっ……いいぞ。そうだ、ノドの奥を締めつけ……うむ。褒美だ、受け取れ」
身体にひろがる媚熱に促され、リウイさまのペニスを柔らかくそれでいて全体を包みこむように締めつけた。
それにより、リウイさまが悦ばれるのはもちろんのこと、わたしもリウイさまを深く感じ、股間の奥がさらに潤む。
リウイさまはそれを感じて、もう一本の細いバイブをオマンコでぬらぬらにするとアナルに突き刺した。それと同時に、太いバイブをオマンコに二本挿しする。
「ムフゥッ!! ハフゥンッ!!」
わたしはオマンコとアヌスから脳天に突き刺さるほどの快感に肉棒にふさがれたノドを鳴らし、身体を痙攣させた。交互に抜き差しをつづけるバイブの振動が腰を上下に振らた。
「そら、まずは口オマンコで出してやるぞっ」
リウイさまを誘うような淫乱ダンスをしているわたしの媚態に、たまらなくなってあたかもオマンコのように口のなかのペニスを前後させた。
「ムフ、ムフ……フーンッ!」
わたしは必死に立てそうになる歯を堪え、唇とノドの奥で締めつけた。リウイさまはわたしのそんな様子にいたく満足されたのでしょう、大きかったペニスがさらに大きくなった。ドクドクと脈打つのを感じる。
上も下もリウイさまによって蹂躙され、もし拘束されていなければわたしの身体は激しくのたうって興をそいでいたことだろう。だが、魔法の拘束椅子は頑強にわたしの淫乱ダンスを戒め、リウイさまと私の快感を増徴させてくれた。
「い、いくぞッ。アイラ、あ、アイラッ! ウッ、ウォッ!」
「フーンッ! ファアッ!!」
強くのどの奥に突きこまれた途端、リウイさまの熱いスペルマがわたしのノドを灼いた。その瞬間、わたしは軽い絶頂を極め、流し込まれるスペルマを必死に飲みこんだ。熱い、まるでノドを焼き尽くスみたいに熱いは、リウイさま……。
「フーッ。 さすがに長いことかけて調教しただけあって、なかなかの口唇奉仕だったぞ」
どうやら、スペルマを放出している最中に唇を締めつけペニスに残るものもすべて吸い出したのが悦んでいただけたのだろう。
「それじゃ、次はおまえにとってもっとも楽しみのこいつだっ!」
口からペニス、股間から二つのバイブを抜くとリウイは再び部屋の隅に置かれているモノを持ってきた。
「ああ……また、それですのね……。お願いです……もうそれではなく……」
「ああっ? なにを言ってるんだおまえは。おまえが最も愛してオマンコとアヌスのヴァージンを捧げた相手じゃないか。そう邪険にするもんじゃないぞ」
そう言って、リウイの手にはふたつの木製人形が握られていた。
人形は豚の魔物オークを模り、その股間にはだらりと下がった巨根があった。
「そら、おまえらっ! ご主人さまの、ペットのアイラが抱いてくれってよっ!!」
呪文によりその大きさを人間大にまでし、人形たちはその鈍重に動きだした。
「あっ、だ、ダメ……ああ、ダメよ。わたしの身体はリウイさまの、ハウッ!!」
リウイさまにすがりつこうとするわたしの身体を抱きあげ、二体のゴーレムはその信じられない大きさのペニスをオマンコとアヌスに突き刺した。
「アッウンッ! い、痛いっ。お願い、も、もっとやさし……ハウゥ!」
「なにが痛いだっ! もう何百回となく抱かれているくせに。すこしは持ち主として愛情を込めてやったらどうだ」
リウイさまにそう言われてもどうしてもこれだけは我慢できない痛みなのだった。
しかし、ゴーレムたちはそんなことにお構いなしにわたしのなかを蹂躙していく。前から抱きしめているゴーレムがその長い舌を伸ばすと唇を割り裂いて口腔を蹂躙し、後ろからはバストや乳首をコリコリと揉みしだく。
その動きは的確で、さすが古代魔法王国の女性用のダッチワイフのことだけはある。
しだいにわたしの身体は熱く火照りだし二体の動きに合わせて腰をうねらせてしまう。
「きゃっふーん! い、いいわ……も、もっと、もっと激しく……もっと奥、奥まで突いてぇ!」
「ふんっ! なにが俺のがだっ! おまえのような淫乱な牝奴隷にはそれで十分なんだよっ。じゃあな。そいつらには明日の朝までおまえを犯すようにしたおいたからゆっくり楽しむんだな」
「そ、そんな……朝までって……た、耐えられませんっ! お許しください、リウイさまっ!」
アイラの悲痛な叫びを無視して、リウイは扉を開けた。
「おい、そうじゃないだろ! おまえを楽しませてやった俺に言う言葉はっ?」
振りかえったりリウイさまの顔に不満の表情が浮かんでいるのが見えた。
そうだ、そうなのよ。わたしは最高の女性、最高の牝奴隷……。このような時に言うべきことは
「ああ……リウイさま……この淫乱なアイラに対し、過分なご配慮、あ、ありが、とうございますぅー。お言いつけのとおりにこのゴーレムたちに愛情を注ぎますので、どうぞご安、心してわたしを笑ってくださいませっ! ま、まずは……イ、イキますっ。見て……見てくださいっ。ゴーレムにイカされる淫乱なアイラを……見てぇっっ!!」
自分の言葉に、わたしは強くオマンコとアヌスを締めつけ、身体をのけぞらせて果てた。
「ふふふっ。まったく……魔法品フェチが高じてモノに開発された淫乱牝奴隷か……アイラ、おまえは一生俺の牝奴隷だ、ただしおまえのオマンコとアヌスは一生そのゴーレムたちしか入れてやらないからな……おっ、これか。借りていくぜ」
そう言いつつ、リウイは壁に掛けてあった扇子を腰に挿して部屋を出ていった。
次の朝。
ふたたび、アイラの倉庫に戻ってきたリウイが目にしたのは部屋にあるありったけのゴーレムに犯されて嬌声をあげつづけているアイラの姿であった。
「ああ……リウイさま……お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま・すっ」
自分に気づいたアイラが片目を向けるとウィンクを返してきた。
「……やっぱり、ただ働きになったか……」
俺はそうつぶやいて、床に転がっている最初のゴーレムを拾い上げた。
「……あいつの性力には……誰もついて行けないな」
苦悶の表情を浮かべ、白目を剥いているゴーレムを俺は黙って見つめていた。
どうも、お久しぶりです。そして、すみません。
本編のほうが2話前編までしか進んでいないのに、いきなり外伝となりました。これはただ単に今回の内容を読んでもらえば少しわかってもらえるかな?
さて、今回は少々作風を変更して、ウェーブ上の小説風に状況描画を少なくして、台詞によるやり取り。三人称的な表現から一人称的な表現にして見ました。
やはりかなり苦しかったです。なにしろ台詞だけで臨場感溢れる18禁小説を作成するのはかなりムズかしい。
さて、今回の作品のなかでいろいろな魔法品がでてきましたが、これは私見ですが、絶対ありそうですっ!
ソードワールドではだいたいこんなエロの世界見せないようになっていますが、あんだけ魔法王国がすごいと、今回のようなものも作っていた人間もいるでしょう(^。^;)
また、今回の作品では最初のコンセプトのプレイリストからかなり内容を削除してしまいました。……だって、どうしてもアイラっていじめるキャラクターじゃないんだもんッ。それは結末を見てもらえばわかりますが。
PS
少ないですが、感想をありがとうございます。
わたしも何とかめげずに創作活動をつづけますので、これからもよろしくお願いします。