「絶対正義の名の下にいる私、、、そして賞金稼ぎのあなた、、、互いに相容れることの無い存在・・・・・・ そっそんなこと判ってた、、、。でもっ!」  そこでおもむろにかぶりを上げると、激情と共に決して明かされることの無かった心中の秘が彼女の口をつく、  「おっ、同じ剣の道を究めんとする者として、ロロノア・ゾロの名は 七武海の鷹の目と共に憎しみや怖れといったものを超えて私にとって憧れだった、、、。 貴方と剣を合わせたとき、決して敵わないと思ったものの、倒される相手が貴方であるならば それも剣士としての誉れとすら思った・・・。それが何!?それが私の信奉し続けたロロノア・ゾロの姿なの!!?」  このたしぎの痛切な問いかけにもゾロには届かず、 「えぐっ、えっえぇっ、くふぅ、くっくひっ」 と何かを訴えるかのように卑猥な自慰行為を相変わらず続けている。 その姿にもうゾロの精神が通常のものでないことを悟ったのか、何か意を決したように粛然と戸立ち上がると 「時雨」の切っ先をゾロの首筋に “ すっ ” と音もなく近づけ、 「ロロノア・ゾロ、なにがあなたの身に起こったのか知る由もない今、こんな形で決着を付けるのは甚だ不本意ですが、あなたも 囚われの身になってその名を辱めるより今ここで、、、」  こんな姿に成り果てても、武人として潔い最後を遂げさせようとするたしぎの思いも通じず、 ゾロは彼なりの介錯を望むかのように「和道一文字」を咥えたしぎの足元に放ると、ゆるゆると膝をついたまま 体の向きを変え、高々く尻を上げかろうじて動く指先を尻肉に引っ掛け、早鐘のような疼きが止まらない後門をたしぎに晒し、  「い゙、い、いれへぇ〜〜〜、いきゃせてぇーーーーーー、くいっ、くいなぁ〜〜〜」 と、たしぎにとってあずかり知らぬ名前を叫び、待ちきれないように尻を左右に振る。 もうかつての憧憬の対象であった男はもういない・・・・・・屹然とそう悟ったのか、滂沱の涙の下に寂しげな笑みを浮かべ 「もう、、、剣士として、、、人としての矜持も失ってしまったのですね・・・。そうですか、、、それであなたが救われるのなら・・・」 そう言って、「和道一文字」を鞘に収めると、物欲しそうに蠢くゾロの後門を柄(えがしら)で塞ぎ、鞘の先端を 震える右手で握り締めると一言、 「残念です・・・もっと違う形で逢いたかった、、、」 まだ首を刎ねるほうが気が楽であったろう、搾り出すようにそう告げるとゾロの望み通り、六寸ほどもある柄の部分を 鐔(つば)の部分まで一気にねじ込んだ。  「あびぃぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」 怪鳥のような甲高い悲鳴が上がったその瞬間、ゾロの体が脊髄反射のように跳ね上がり、肥大しきったゾロの一物が さらに二倍にも膨らんだかと思うと、これが人間の精液の量かと疑わんばかりの夥しい白濁液が、虚空に向って  “ ブピュ--------------------------------ッ!!!!!!、ドクッ、ドキュッ、ピュ--------------―――ッ!!! ”  と勢いよく飛び散り、辺り一面を白い飛沫で覆い隠した。  精液だけでなく、なにか十年前からずっと深淵のなかに押し込められて来た澱のようなものをもすべてを出し尽くすと、事切れたように 前のめりに崩れていった。  その倒れ際の刹那、ゾロの脳裏にどこか見覚えのある少女が寂しそうに微笑んでいる姿が浮かんだが、それが誰であるかなど 今のゾロにはどうでもよく、多幸感に包まれた表情で自ら作り出した白い水溜りの上に倒れこんでいった。 運命の悪戯と言うには余りにも酷・・・ゾロの幼き日にくいなとの競い合いの日々に誓った、そして一敗地に塗れた 鷹の目ミホークとの戦いでより強固なものとなった大剣豪への道、その挫折の萌芽が既にそのくいなの何気ない悪戯によって 生まれており、終焉がまた、くいなとの記憶を深淵より呼び戻させたたしぎの手によってこのような形で訪れようとは。 このゾロの数奇な運命も彼の自我崩壊をもって終わりを告げたかのように見えたが、流転する物語は これをもって幕引きとするを良しとせず、新たな役者をその宿鎖の螺旋にに引きずり込もうとしていたが、その人物も今は 精神の深奥に新たに芽吹いた性的嗜好に気付くことなく、ただただ、正体もなく倒れこんでいる骸のような男の姿をまるで 白痴の様に見つめているだけであった、、、。 [たしぎ編・9ページ]
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