これまで男女のまぐあいを経験したことのない彼女にとって、この独房に充満している 独特の臭気は通い始めの当初、吐き気を催すほどに生理的に受け付けないものであったのだが、ここに通いつめて 1カ月の今となっては如何な蠱惑な香水よりも彼女を至上の官能に導いてくれるものに姿を変えていた。  たしぎはうっすら上気した顔から黒ぶちの眼鏡を外すと、この匂いの発生元に視線を向け、 「ご機嫌いかが?かつての大剣豪さん」 と、慇懃がかった中にも愛玩動物を相手にするような口調でゾロに話しかけた。 すると薄暗い片隅でうずくまっていた人影が、夢遊病者のような足取り、といっても四つん這いで たしぎの足元にのろのろと這いだしてきた。  かつて、海風と太陽光線を受けていた顔も今や青白く、病人のように頬も落ち窪んでおり、以前の精悍さは全く影を潜め、鬼人をも薙ぐ 膂力といわれた筋金の入ったような両腕もいまや枯れ木のように心もとない。 だが、ただ一点剥き出しの下半身から、彼の肉棒だけがそこに彼の生命が全て宿っているかのように肥大しきっているが それが逆に、病的に痩せこけてしまっている体?との非情なコントラストを浮き立たせてしまっている。  「素敵よ・・・あなたの白い飛沫の匂い、、、少し嗅いただけでもうこんなにぃ」 そういうと彼女は膝まで一気に、下着もろともズボンを下ろしきる。 そこに現れたのは、十分に濡れぼそった彼女の秘所と下着が “ つぅ---- ” と一本の銀色の線で結ばれている なんとも艶めかしい絵であった。  「さあ、今日も私を満足させて、、、」 ゾロは極上のご馳走を見つけたような笑みをだらしなく満面に浮かべ、直接たしぎのと口を付けた。 “ じゅっ、じゅるるっ、くちゃぁ、ぢぢゅ、ぶじゅっ、 ”  猥らな擬音を発し、決して涸れることのない泉を貪るかのごとくたしぎの秘所に舌を這いまわる。 ゾロの舌はまるで意思を持っているみたいに薄いピンク色をした秘裂を始め、小指の先ほどに肥大したこわばりを執拗に責め続ける。 その度に溢れ出る愛液がゾロの口内を満たして行くが、これがなんと、彼にとって唯一の栄養摂取の機会であり、たしぎの愛液を持って 露命を繋いでいるのだ。 もっとも崩壊した彼の精神と肉体が通常の食事を拒否してしまっており、ここ一ヶ月のたしぎの調教によって このような形になっている。 もっともたしぎは食事を与えているつもりは毛頭なく、かつての大剣豪を舐め奴隷に使っている愉悦に 浸っているだけであり、ゾロはゾロでこの後に待っている至高の瞬間を与えてくれる相手の歓心を得る為に、一心不乱に 舌を動かしているのに過ぎずその結果、愛液が臓腑に流れ込んでくるだけなのだ。 [たしぎ編・14ページ]
動画 アダルト動画 ライブチャット