1.2村内の男女 うららかな日が差す初夏、湖の見える段々畑に十数人の女性達が農作業をしていた。 彼女らは日に焼けたたくましい腕で時折汗をぬぐっている。 昼頃、4、5人の男が昼飯を運んできた。 全員必死な表情で、青白く細い腕で一生懸命女達の昼飯を運んでいる。 彼ら全員の体重よりも弁当の方がはるかに重い様だ。 コージーはゲンイチと一緒に重たい弁当を運んできた。 「それにしても女って生き物はどうしてこんなに食えるんだろうな」 この時代、女性の1食分は男性一人が1週間かかっても食べられない量である。 村の男性達にとって1年に1回巡ってくるこの当番は嫌でたまらないものであった。 北に国境を持つこの村の人口は約2000人。 このうち女性は20人程度であり、彼女らが2000人分の食料をまかなう広大な農地を切り盛りしていた。 一方男性の方は、頭の回転も遅く力や体力は女性に比べ極端に劣っており、一日中 家の中でただじっとゲームをしているだけの被扶養者であった。 このため、全男性は万事女性の言いなりであり、彼女らの意見に逆らうことなど考えもしなかった。 この村に女性が少ないのは5年程前に起きた戦争に全女性が出征し、戻ってきた女性が極端に少なかったためである。 この村の兵士が属した国は敗れ去っており多くの女性が死んでいた。 この時代、人類はすべて遺伝子操作、人工出産となっていた。 本来、丈夫な女性はこの時代、体格や知能で男性を大きく引き離していた。 このため社会生活の主役はすべて女性であり、戦争までもが女性によってなされていた。 社会における男の必要性はきわめて低く、男性の特徴は女性を癒すことだけのペットのような存在といっても過言ではなかった。 村の男女の平均的な体格は以下の通りである。 女性:身長170cm 体重90kg 足28cm 腕周り50cm 脚周り80cm 男性:身長150cm 体重30kg 足20cm 腕周り20cm 脚周り30cm さらに世の中にはもっと大きな女性達が大勢いて、戦争に勝った国の女兵士の体格は天を衝くほどに大きく、 男性一人の身体を簡単に食ってしまうといった馬鹿げた噂まである程であった。 [セブンシスターズ・3ページ]
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