7)エリゼのバースデーパーティー そのころ、ニコとコンペイはエリゼの誕生日パーティーに呼ばれていた。 ラクタロウはこの街の住人であることがばれないように、頭痛を理由に彼らに用意された部屋で寝ていた。 パーティーは立食形式で、昼間は汗くさい選手達が、今では綺麗に着飾っていた。 彼らから見えるのはテーブルの脚と昼間には見えなかった、ストッキングを穿いた女子選手達の長い脚である。 ストッキングには子猫の漫画や蜘蛛の巣など様々なデザインがあしらわれていた。 骨と皮だけに痩せた男のデザインが多いようだ。 コンペイ達はテーブルよりも低いためどんな料理があるかもわからないでいた。 不意に巨大な膝が接近してきた。 グレーのストッキングを穿いた膝は彼らの頭より一回り大きい。 若草色のタイトスカートと白いブラウスを着たオリガだった。 手には50cmもある取り皿に料理が乗っている。 「君タチ、ヨウコ先輩、サガシニキタノネ。今アイツはプリズンね。 生意気ダッタローラ選手に怪我サセテ捕マッタね。全く乱暴ナ野蛮人ヨ」 「そのローラは何故怪我させられたのですか?」 ニコが聞いた。 「ローラは街がレンタルした男ノ両手両脚ヲ引キチギリ、パーソナルな性処理パペットニシチャッタヨ。 ソシテ街カラ管理官クルマエにヨウコさんにバレタ」 「そんなひどいことをするのですか?」 コンペイが呆れて言った。 そこに主賓のエリゼが彼らに料理を持ってやってきた。 取り皿には大量の料理が乗っている。 二人で何とか一つの皿を持った。 この巨大な皿で何回もお代わりをしている女性達の食欲は信じ難いものだ。 エリゼはスリットの入った紺のワンピースを着ている。 白いストッキングには骸骨のような男がもがき苦しんでいるデザインがあしらわれている。 デザインの男の方がニコ達よりも大きい! エリゼは「ワオ!ドコガヒドイノデスカ!?アタシタチノ国デハトウゼンヨ。オトコタチ沢山イル。 ドンドンツカワナキャ、オジイサンにナッチャウヨオ!モッタイナイネ」 「あなた達の方が野蛮な様な気が・・」 ニコは小さい声で言った。2mも上にある彼女達の耳には聞こえてないようだ。 これは早いところおいとまするに限ると二人は合図しあった。 [セブンシスターズ・16ページ]
動画 アダルト動画 ライブチャット